第26話 鳥取県知事と島根県知事
文字数 1,648文字
うん、そう。
医療従事者へのアンケートとは別に、慶應大学の濱岡豊教授(応用統計学)が『新型コロナウイルスへの都道府県の対応を評価しランキング化』したものがあってね。
今年(令和3年)4月にプレスリリースされたんだけど。
おお! 濱岡教授のランキング、上位5県と下位5県がバッチリ載っている。
上位が上から、鳥取県、島根県、佐賀県、大分県、富山県。
(下位は大都市ばかりだ。人口が多いとコントロールしにくいんじゃ……)
鳥取県は、台湾やニュージーランドと同様に検査体制の強化により、感染者を早期発見することで感染拡大を抑えているんだ。
経済的にも回復傾向らしい。
平井知事は、全国知事会の会長。
尾見会長の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーでもある。
今年3月には『鳥取力・新型コロナに挑む小さな県の奮闘』という本を出版したよ。
尾見会長といえば、9/18のインスタライブ。
応援メッセージに紛れてアンチメッセージがワラワラ湧いてた。とくにワクチンパスポートについて。
”土曜の夜に「コロナは風邪」の人たち、尾見会長のインスタライブを荒らすためにステイホームしているの、ある意味大成功では”
のコメントには笑ったな~
アンチの声は大きいからね。
肯定派は黙って聞いているんだよ。
【9/24 AERA報道】
「尾見理事長の医療法人がコロナ補助金などで311億円以上の収益増、有価証券運用は130億円も増加」
→独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)は、医療法人ではない。
厚生労働省所管の独立行政法人で、 尾見氏は理事長というだけ。雇われ社長。
上記は、尾見氏個人の病院がコロナで儲けているような、ミスリーディングをさせるタイトルである。
→そして「有価証券運用」ではなく、「譲渡性預金」らしい。(この辺は詳しくないです)
情報の出どこは確認しましょう……
朝日新聞出版AERA……吉崎洋●記者……
(えっと、鳥取、島根、どっちがどっち?)(どこら辺だっけ?)
なんだウサギ、目が泳いでいるぞ。
さては鳥取県と島根県の区別がついていねーな?
はずれ~。そこは(最近ここで武闘派としていちもく置かれている)岡山県。
はいはい、話を戻すよ。
次は慶應大学のランキング2位の島根県。
コロナの死亡者が47都道府県で唯一、今年6月までゼロだったんだ。そこが高評価されている。
そしてPCR検査実施率、重症者用ベッドの確保が高水準なんだ。
島根県は丸山達也知事だな。
けっこう存在感示しているぜ。
丸山知事は、
・五輪の聖火リレー中止を要請した。
・緊急事態宣言地域と、感染を頑張って抑えている地域とで、政府の支援に差がある現状を訴えた。
・オリ・パラ委員会関係者の歓迎会を疑問視。東京都の一連の感染対策について不信感を述べた。
・東京、神奈川、埼玉、千葉に居住し、基礎疾患を持つ島根県の親族が帰省した際に、ホテル宿泊費用の半額を6泊~13泊補助するという独自の支援策を打ち出した。
へえ~、県をまたぐ帰省が自粛されていた時期に、島根県に身内を「疎開」させるって、すごい決断だね。
島根県民の近親者が都会で病状が悪化した場合、治療を受けられないという事態を避けたいとの考えだよ。県民にも理解を求めている。
都会では自宅療養になっちゃうからね。
聖火リレー中止を発言したら、自民党竹下派会長の竹下亘氏(元復興省)(DAIGOの大叔父さん)から、
「知事が決めるこっちゃねえ」
と注意されたんだよな。
折しも竹下亘氏は、9/17に食道ガンでご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
ククッ、もう黙っていられねえ。
「島根県知事」で検索すると、上位に「カツラ」って出てくる(笑)
海ちゃん、知事の施策と行動力が優れていれば、ヅラとかどうでもいいよ~
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