第109話 令和4年4月救急搬送された女児と迷惑電話

文字数 856文字

最近、兄ちゃん見ないな。
毎度恒例の発情期で、遊びまくっているみたい。
お盛んじゃのう。
これは少し長いけど読んで欲しいんじゃ。


中に出てくる栃木県の大学病院というのは、「自治医科大学附属病院」。


自治医科大学は総務省管轄、大学の中である意味別格。

都道府県ごとに2~3名が定員枠、卒業後は地元に戻り、いわゆる”へき地”医療に一定期間携わることにより、学費が全額免除される。


国師合格率100%、卒業生に尾身茂会長。

自宅で具合が悪くなって24時間後に亡くなるなんて……

親御さんは気持ちの整理がつかなかっただろうね。

両親のコメントは切実だな……
ワクチン接種の目的は、重症化を防ぐこと


この基本は忘れずに踏まえておきたいのう。

おい!

反ワクが自治医大病院に電話しているぞ!!

迷惑千万とはまさにこのこと、病院はただでさえ忙しいのに。

温厚なウサギも怒ったぞ!

連中、本当にロクなことしやしない。

この「ゆうこりん」、反ワク界隈の電話魔らしいんじゃ。

厚労省に毎日電話……ヒステリックだな。

リアルじゃどんな人間なんだろ?

関わり合いになりたくないのう。

この人からお菓子差し入れされても、断固受け取り拒否する所存じゃ。

ウサギも友達にはなれない。

大勢の人に迷惑かけているってことをわかって欲しい。

ノーマスクを注意されたくらいで、いちいち厚労省へ電話かけるの?

反ワクさんは超絶ヒマなんだね!


右下、わざわざ手書きで修正している小賢しさ。

コールセンターで対応した担当さん、心中お察しします。


こんな揚げ足取りマンマンな反ワクからの電話、失言しないよう言葉は最小限にして、受け流すしかないだろ。

相手がつまらなくなって切ってくれるのを待つだけだよ。


反ワクとの対応には、忍耐力が試されるな。

もし自分が仕事中にされたらと、想像しただけで腹立ってくるんじゃ!

言質(げんち)を取ろうとして、煽って失言を誘ってくるから(たち)悪い。


最後に陰謀論に騙される人を一刀両断した、岩田先生のツイートを載せておきます。

岩田先生はちょっと怖いときがあるけど、いいこと言っているのう!
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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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