第64話 子どもがコロナに感染したら

文字数 976文字

ねえねえ、よく反ワクチン派が

「子どもはコロナにかかっても軽症。だからワクチン打たなくても大丈夫(要約)」

的なことを言うよね。

あいつらの言うことは全部逆張りだろ。
子ども(主に生後6か月~5歳)のコロナ患者に増えている症状として……
ケース1:熱性けいれん
熱性けいれんは、一般的に数分程度で収まるけど、まれに「けいれん重積」長い発作になる子どもがいる。


その場合には、脳炎脳症のリスクが高くなるんだ。

や、やばいじゃん。
これでも「軽症」に分類されるのか~
ケース2:クループ症候群
クループ症候群って、喉が腫れたり呼吸が苦しくなる症状のこと。


オミクロン株は鼻や喉の炎症を引き起こしやすいんだ。

「ケンケン」って犬やオットセイが鳴いているような咳が出て、苦しくなるみてーだな。
小さい子どもが苦しい呼吸をしていたら、辛すぎるよ。
でも酸素が必要なければ、「軽症」に分類されるんだって。
ケース3:重度の脱水症状
オミクロン株によるコロナの症状として、嘔吐や下痢による脱水もある。
喉の痛みも脱水を進めてしまうらしいな。
重度の脱水症になったとしても、集中治療室に入ることなく呼吸に問題なければ、「軽症」分類だよ。
「軽症」分類でも子どもが苦しんでいたら可哀そう。

入院して治療して欲しいねえ。

でも現在患者さんが増えすぎて、入院ベッドが制限され、医療スタッフも対応できない状況だよ。
懸命に対応している医療関係者にはマジで頭が下がるぜ。


なのにまた、くらたまが問題発言を。

8/14時点で5,309いいねって、どゆこと?
お口直しに西内氏のツイートをどうぞ。
西内氏、東京大学卒の統計学者。

東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センタ―長の経歴あり。

それから知念先生。
くらたま氏、「ひとり上小阿仁村」って言われているらしいな!
上小阿仁村(かみこあにむら)?
秋田県にある、医者いじめで有名な村だよ。

ネットによれば、6年間に7人の医者が村を去ったという。

お医者さんを叩く人たち、自分が病気になったりケガをしたら、どうするつもりなんだろう?
それとこれとは別で、おおいばりで治療を受けに行くだろうよ。


くらたま氏、2年前旦那が心筋梗塞になりカテーテル手術で助かったときには、医療関係者に感謝のコメントをしていたのに。

反ワクは商売になるんだな。

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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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