第27話 和歌山県知事

文字数 1,202文字

今回は、和歌山県の仁坂伸和知事について。


陣頭指揮して、強いリーダーシップを感じる。

「最終責任は自分が負う」という覚悟が見えるんだ。

和歌山県は、6月時点で、第1回目のワクチン接種を終えた高齢者が全国トップだったんだね。
とにかくデータに基づいて語ってくれるんだ。筋の通った実証主義。


頭はクール、心意気はホットという印象。

金儲けのトンデモ医師はその反対。頭はホット、心は氷点下。


悪魔に魂を売ったのかな。

僕、あんな魂いらないけど。
和歌山県のホームページ、知事からのメッセージが熱いね。
すごい文字数だよな。スマホで読むことは想定していないな。

できれば改行して余白作って読みやすくして欲しい。

これ絶対、仁坂知事本人が書いているよね。

ウサギにはわかる。たまにぶっちゃけているし。

令和3年2月2日の記事一部抜粋(原文ママ)


(背景:和歌山県は初期に徹底したPCR検査を実施しました)


(前略)でも一度、こうとメディアが決めてしまうと、すべてのメディアがそれを繰り返すのはいかがなものかと思います。

珍しく依頼されて出演したテレビの報道番組で、

「PCR検査をたくさんやったから偉いと褒めていただくのは間違いです。その証拠にPCR検査をたくさんやっている欧米の感染の拡がりは、PCR検査の少ない日本より桁違いに多いのです。」

などと正直に言ってしまったので、テレビ局は二度と呼んでくれなくなりました。

ぶっちゃけてる~
令和3年9月3日の記事一部要約


・新型コロナウイルスとの戦いは、実質的に戦争のようなもの。戦争で大事なことは継戦能力である。


・保健所に優秀なスタッフがそろっていても、その人に何でも押しつけていると、そのスタッフが身体を壊したり、意欲を失ったり、精神的にまいってしまい戦力ダウンにつながる。


・保健所の仕事は膨大で、苦情処理や質問に答えたり、感染をシャットアウトするため、直接感染を疑われる人以外も調査する必要があった。


・そのため保健所の機能を考え、コアな部分は保健所の心臓である保健師と看護師、その他の周辺業務はコアの人材から切り離すという分業を初日から行った。

例えば苦情処理は本庁に専用ダイヤルを引いて24時間対応し、周辺地域のヒアリングは振興局や本庁から調査隊を組み、これに当たらせた。


・大都会の保健所の惨状が報道されたが、それを見て人員の拡充や応援、機能分担を考えない行政トップは問題である。

9/18に埼玉県越谷市保健所の事務職員が、「保健師らは過労死寸前」として実名で労働環境の改善を訴えたね。


睡眠時間が2日で2時間とかの日もあるそうだよ。

忙しい医療従事者の方へ、ウサギがなにかお手伝いできることはあるかな。
コロナに感染しないことが、一番のお手伝いだよ。
だよな!

ワクチン2回接種しても、感染対策は今まで通り、ばっちり決めていこう、ぜ。(ポッ)

(クスッ、海ちゃん、まともなこと言った後、少し照れている)
次回へ続く。
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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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