第84話 ネットでみたコロナ感染者体験談
文字数 1,258文字
あ、黒猫さん。治ってよかったね。
はい、温かいほうじ茶をどうぞ。ウサギお手製の蕪の千枚漬けもあるよ。
ウサギさん、ありがとう、いただきます……ポリポリ
コロナ感染後、スイーツに興味がなくなっちゃってさ……漬物美味しいな~
みんなも気をつけてねと言いつつも、これもう、遅かれ早かれ軽度の差はあれ、全員がなんらかの変異株に感染するような気がする。
まあ大変だったな、ほら、小判やるよ。なにか滋養のあるもんでも食えや。
でも連載をする上で、体験者としての箔がついたんじゃねえの?
なるほど……そういう考え方もあるか。ありがとう、海ちゃん。
午前中はリモートワークで、午後は気分転換に他のコロナ感染者の体験談をチェックしていた。
咳がひどいときはね、上半身を起こしている方が楽だったりするんだよ。
最初に参考にしたのはね、大塚篤司医師のブログ的な記事。
大塚医師は、近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授。信州大学医学部卒。
ワクチン3回接種済。7月前半に感染。
【大塚医師の経過】
①始まりは、強い疲労感と、激しい喉の痛み
②37度台前半の微熱、喉の痛みは4日間続く
③喉の痛みが治まってから、咳、腹痛
(ウイルスの感染が喉から徐々に体の下の方へ流れていく感覚)
④発症から10日目で帯状疱疹(右の背中)を発症~数日で完治
⑤発症から2週間経過しても倦怠感が持続
(隔離解除後に無理して出張に行ったためではないかと回想)
②が自分と似ていた。
自分と似た人がいると、なぜかホッとするね。
感染きっかけで、帯状疱疹になったりするんだね。油断大敵。
それから千葉県知事、熊谷俊人氏。
早稲田大学政治経済学部卒。ワクチン3回接種済。
なんだろ……この書き方、理路整然の中に微量のモヤっとが混在しているような。
今まで宮崎市長の清山氏や、おじま紘平議員(東京)のわかりやすいスッキリツイートばかり見てきたから、うーん、新感覚……
でも熊谷知事、Wikipediaを覗くと、すごく「数字」を出している知事なんだよな。
迅速な行動力と対応力があって、ITにも強いし。
ま、そうなんだよね。
それからツイートさかのぼって確認したら、コロナ感染時、薬を飲んだのは1回だけだってさ。
黒猫さんは熱に弱くて堪え性が無くて自分に甘いから、すーぐ薬を飲んじゃうもんね。
うん、すーぐ飲んじゃう。39度近い発熱なんて無理だよ。
というわけで、熊谷知事の体験談はあまり参考にならなかった。
熊谷知事、反ワクさんたちを上手くあしらうために、こういう書き方をしているような気がしないでも……
うーん、どういう方なんだろう、ちょっと気になる。
あ、関係ないけど身長181㎝なんだ。
お、熊谷知事、コロナ治ったら日課の早朝マラソン復活させている!
スゲエな。
黒猫さんも早朝マラソン……は絶対に無理だろうから、お散歩とかしてみたら?
朝晩秋めいてきたし、気持ちよさそうだよ。
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