第38話 ブラマヨ吉田、SNS上でバトル勃発

文字数 1,259文字

発端となってブラマヨ吉田のツイート。
8/18 ブラマヨ吉田:

俺とかはバイキングに出させてもらってるから長尾先生の事を知れたけど、昼の仕事の方とかは知ってるのかな……。一読して欲しい。


『お盆も無休でコロナ対応する発熱外来……院長は”感染症法上の分類引き下げ』を訴え』

(長尾クリニックの診察動画)

リプライ
8/18 上田 亮(青森県八戸市の訪問診療所院長兼同時通訳者):


芸能人の方が医療について発信して

それが間違っていたら、どこかの誰かの命を奪うことになります。

安川康介@米国内科専門医のツイートをリンク。

COVID-19の予防・治療に関して、イベルメクチンの有効性と安全性は不確実と結論するもの。

8/18 上田 亮:

芸能人の方がテレビで共演した医師と仲良くなったら、それを妄信的に信じて、検証もせず発信されるのでしょうか?

ちなみに感染症専門の岡先生は、(長尾医師とは)反対の立場でミヤネ屋出演されます。

8/18 上田 亮:

イベルメクチンゴリ押しして死者が出たら/疥癬に耐性出来て治療できなくなったら/

疥癬にイベルメクチンの在庫が尽きて治療が出来なくなったら、どう責任取られますか?

ブラマヨ吉田と長尾医師も熱いけど、
上田医師も間髪入れずに切りつけて、激アツだな~

上田医師、正義感から黙っていられないぞ、っと。


で、ブラマヨ吉田がキレると。

8/18 ブラマヨ吉田:


芸人にも、オモロイのとオモンナいのがいます。医師にもヤブ医者と名医がいますね。

上田先生は、500人以上コロナ患者を診てくれた長尾先生が間違っていると言っていますか?

上田先生は、コロナ患者を何人診てくれたのか、教えてもらっていいですか?

そこに温厚そうなTaka先生が登場。

やんわり説明するが……

8/19 手を洗う救急医Taka(木下喬弘)(救急専門医、外傷専門医、公衆衛生修士):


患者を多く診た医師の意見を聞きたいという気持ちはわかるのですが、個人の意見って結構間違えるので、たくさんデータを集めて効果を検証しましょうというルールの元で、医学は進歩してきたわけです。


残念ながら、イベルメクチンは現状の医学のルールの中では、効果なしです。

こういう正論は、逆上している人には届かないんじゃ……
ブラマヨ吉田、案の定キレて、Taka先生にも噛みつくんだよな。
8/19 ブラマヨ吉田:


どういう事でしょうか?

だから、たくさんの患者を診た医師の話を尊重して欲しいと言っています。

長尾先生が診てくださった患者の数よりも、もっと大きなデータということですか?

ちなみに、貴方は何人診てくださったのでしょうか?

翌日もヒートアップしたまま。
8/20 ブラマヨ吉田:


イベルメクチンが効果なしのエビデンスがあったとしても、実際に24時間体勢で患者を診て、即診療即治療で回復させて重症化を防ごうとしてくれる医者に感銘を受けた俺に、一体何の文句があるのか?


私は千人回復させてるけど、長尾先生は要領悪い。みたいな話があるのですか?

ブラマヨ吉田、感情任せに投下して、本筋からどんどんズレまくっていくな!
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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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