第120話 反ワクチンVS京大生
文字数 1,615文字
私が若かりし頃に繰り返し読んだ本は、京都大学名誉教授、日本の臨床心理学の第一人者、河合隼雄先生の著作集での。ユング心理学に関する本に夢中になったんじゃ。
なので河合チルドレンっぽい、東畑開斗先生(京都大学卒)の本も必然的に読んでおる。
それから8月にお亡くなりになった統合失調症研究の第一人者、中井久夫先生も京都大学医学部卒。
中井先生が子ども向けにやさしく書かれた『いじめのある世界に生きる君たちへ・いじめられっ子だった精神科医の贈る言葉』は子どもさん、親御さん、教育関係者、いや、すべての人におすすめじゃ。
というわけで京都大学には特別な思い入れがあるんじゃ。
2020年の夏、京都大学のミステリ研がノベルデイズに作品投稿したよな。
ミス研でチャットノベル、個人名義で一般小説に。
たしか、推理小説の書評コンテストだったような。
黒猫さん、我慢できずにミス研へファンレター出していたよネ!
「アイコンにペンネームと在籍している学部名も記載してくれると個人的に嬉しい」みたいな要望をキショイ文章で。
ミス研から「次回検討します」って返信あったけど、それっきりだったネ。
気持ち悪かったのかナ。
黒猫、ミステリーはちんぷんかんぷんで、割と気が短いから、たまにネタバレとか先に見たりする不届きものだよな。石投げられるぞ。
ネタバレを見たことのない者だけが私に石を投げなさい。
あ、ストップ、ストップ! やめてください。
……気を取り直して、対決のまとめをアップじゃ。
ワクチン推進派の私ですら4回しか打っとらんのに。
なんか悔しいんじゃ。
こういう口上って、京大生の醍醐味というか、イメージ通りで愉快じゃのう。
京都大学といったら、宮沢孝幸准教授だよな。
スマブラ対決の後、兄貴分の敵として登場して欲しかったな。
そしてエキセントリックにピアノを弾いて、観客をビビらせて欲しい。
そして最後に
ラスボスとして、京都大学名誉教授、福島雅典先生に登場してもらいたい。
福島先生をほめたたえているこの方は、反ワクチン派のインフルエンサー。
・いかに危険か。あらゆる細胞がそれを飲み込んで、それで細胞が変換していってしまう。それが今わかった。メカニズムははっきりしている。
・ワクチン打ってから調子が悪くなった人は、みんな医療機関に周知しなさい。モタモタしていちゃダメだ。神経器官障害、自己免疫疾患、感染しやすい。脳にも来るんだ。ナノパーティクルは脳に取り込まれるんだ。
・自然免疫が抑えられるんです。日本人が初め最初蔓延しなかったのは、唾液中にIGAがあって、コロナに対して交差耐性があるから抑えられていたが、ワクチン打ったがために、それがシャットダウンされた、自然免疫が抑えられた。
・ちっとも収まらない。どんどん広がる。今、ほとんどの人がブレークスルー感染(ワクチンの効果を通り抜けてしまうこと)だ。
ワクチン打ってない人がかかったんじゃない、ワクチン打った人がうつしあってるんだ。
すげー激しいな、福島教授。まるで、恫……喝?
現場にいた厚労省の皆様、お疲れ様っす。
反ワクさんたちが飛びつきそうなお話だ。反ワクの救世主だね。
でも福島教授が言っていることが本当だったら、世界中で大問題になって調査しているはずだとウサギは思うよ。
それからのう、福島教授は「肝心の旗振っている厚労省が、10%しかワクチン接種していない! なんだそれは!!」ってまくし立てているが、それはファクトチェックの判断基準で”根拠不明”とされたトピックじゃ。
だいたいにおいてだな、個人のワクチン接種はセンシティブ情報、そんなデータとれんの?
最後に、反ワクさんたちは、とにかく「
mRNAワクチン」を毛嫌いしておる。
そんな反ワクさんたちに悲報じゃ。
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