第71話 抗原検査キットの見分け方

文字数 581文字

最近、「抗原検査キット」を無料配布しますという会社を見たけど。
検査について、自分でもごっちゃになっているので、おさらい。
ウサギも見たよ。

全国の希望する自治体に、抗原検査キットを計140万本無料配布するんだってね。すごい!

それがちょっと……。

抗原検査キットには「研究用」と「体外診断用医薬品」があってね。

無料配布されたのが、「研究用」だったらしい。

小さく表示されているんだよな。年寄りには見分けがつかないと思うぜ。

「研究用」じゃダメなの?
「研究用」は国の承認を受けていないから精度が悪いんだ。


「体外診断用医薬品」は国が臨床的有効性を認めているよ。

消費者庁と厚生労働省からのお知らせ
実際に、陽性者が自分で実験してみたら、


「体外診断用医薬品」表示のメーカー⇒《陽性》

「研究用」表示のメーカー⇒《陰性》


と、出たらしい。

じゃあ、「研究用」で《陽性》と出たら……?
そりゃ間違いなく《陽性》か!?
知念先生、いつもナイスタイミングでツイートしてくださって、ありがとうございます!
知念先生の8/28のツイートでは、抗原検査キットの「研究用」と「体外診断用」がどれくらい差があるかを例えられていました。


『ドンキで売っているナースコスプレ用の聴診器(1000円)』 

     VS 

『臨床現場で医師が使う聴診器(数万円)』


そのくらい性能に差があるんだって。

(ナースコスプレ……???)
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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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