第108話 交野市長、子どものワクチン接種券を申請制にする②

文字数 1,211文字

前回の問題ツイートをさかのぼる、10/8のツイート。
ホイきた、お馴染みワードの同調圧力

逆に山本市長が市民に対し、別の圧力かけてるみてーに思えるけど?


同調圧力ときたら、次に出てくるのは……

キターーーー

泉大津市の「表向きはワクチン慎重派・自然派だけど、実はゴリゴリの反ワクチン派」南出賢一市長。


ところで、手紙がきたくらいで「同調圧力」を感じるような層って、そんなにいるものなのかのう?

反ワクは手紙捨てて終わりだろう。

反ワクではない、ちょっと周りの様子を伺いたい「様子見層」のことを指しているのか?

それにしても、南出市長と同じ部族だったとは。

がっかりしたぜ、けいちゃん。

リプ。市民の声。
だよね。

特に、小さい子のいるご家庭の親御さんたちは忙しいもん。


全員に配布して、あとはそれぞれのご家庭のお考えに任せればいいのに。

けいちゃん、自分に賛同してくれた反ワクらしきリプはまめにリツイートしているんだよな~

で、反対意見は見事にスルー。


でもまあ、反対意見がたくさんあってホッとしたぜ。

大阪はワクチン接種率低いし、どんな治安なんだろって心配していたんだ。

海ちゃん、大阪は「北斗の拳」みたいな世紀末なのかと心配していたもんね。
こんな意見も。
ワクチン接種券を申請制にするかしないかって、誰が決めるんだ?

市長の一存で決まるものなのか? 


市長のゴリ押しなら、パワ……ハラ?

私の居住地の市長さんは、ワクチンに関してはおかしな振る舞いをせずに普通に配布してくれるから、本当にありがたい。

見直したんじゃ。

普通が一番だよネ。
ちょっと待て。

ビラを全戸配布して、ハガキでお知らせだってよ。

事務負担や経費が余計にかかるんじゃ……


市長室備品のオークション(数十万円)や、名刺作成費用(6,600円)の微々たる経費削減効果なんて、一瞬で吹き飛ぶんじゃ。

それに普通に全員に一律配布する方が、保護者も市役所の方も絶対に負担が少ないよね。
だよな。

一律配布コスト(印刷代・郵送料など) 申請制対応コスト(印刷代・郵送料・人件費・時間など)


一律配布なら一回で終わるけど、申請制なら担当部署やコールセンター設けて人員配置して、ダラダラ対応しなけりゃいけないんじゃねーの? 

問い合わせも多そうだし。俺が職員ならブチ切れるぜ。

そうなんじゃ!

それに申請を受けたら、対象世帯の名簿で照合作業もある。

こういうの神経つかうんだよ。似たような名前とか、キラキラネームとか。

手間が多いと、誤送付とかの事務ミスにつながりかねないし。


そして1件1件発送手続きするなんて、想像しただけでうんざりなんじゃ。

実際の事務手続きはわからないから、黒猫さんの予想だよね?
うん! (キッパリ)
でもまあ、おおむねこんなもんじゃねーの?
巻末おまけとして、5歳~11歳のワクチン接種券が申請制の自治体を掲載。

なんか反ワクっぽい方々が資料をまとめていたんじゃ。


ありがとうございます。

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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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