ノベルデイズ版あとがき

文字数 499文字

 『竜血の女王リアナ(第一部~第三部)』をお読みいただき、ありがとうございます。

 当作は小説投稿サイト「カクヨム」上で、2018年5月~9月のあいだに連載していたものの再録になります。

 竜にドラゴンライダーに三角関係にと好きな要素を詰めこんだ、ほぼ自分用のお話のつもりが、思いがけずたくさんの人に読んでいただきました。たまにいただく感想やコメントが励みになっています。

 当初の構想はこの三部で終わりでしたが、なんだかんだ書き続け、最新作は7部が完結したところです。もしかして、この先もまだ続くかも……。

 流行の作風でもなし、コンテストや公募に出すということはせず、ただただ自分の楽しみのためだけに書き続けています。今後は、夏ごろを目標に同人誌化する予定でいます。とくにどこのイベントに出すという予定はありませんが、本という形で手もとに置きたいというかたはそちらもぜひどうぞ。(活動報告にでも案内を出しますので)

 4部以降の、ノベルデイズでの公開はまだ準備中なのですが、可能なときにまた連載したいと思っています。秋くらいになるかなあ……。リアナたちのその後が気になるというかたはお立ち寄りくださいね。



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登場人物紹介

リアナ・ゼンデン

本作の主人公。竜騎手(ライダー)にあこがれる平凡な田舎少女だったが、竜たちの王となる運命が待っていた。

すなおで活発、売られたケンカは買うタイプ。

養父の教育もあり、なかなかの政治手腕を見せることも。

デイミオン・エクハリトス(デイ)

フィルに続き里にリアナを迎えに来た竜騎手。彼女の次の王位継承権を持つ。

王国随一の黒竜アーダルの主人(ライダー)。

高慢な野心家で、王位をめぐってリアナと衝突するが……。

群れを率いるアルファメイルで、誇り高く愛情深い男でもある。

フィルバート・スターバウ(フィル)

襲撃された里からリアナを救いだした、オンブリアの元軍人。彼女をつねに守るひそかな誓いを立てている。

ふだんは人あたりよく温厚だが、じつは〈竜殺し〉〈剣聖〉などの二つ名をもつ戦時の英雄。

リアナに対しては過保護なほど甘いものの、秘密をあかさないミステリアスな一面ももつ。

レーデルル(ルル)

リアナが雛から育てた古竜の子ども。竜種は白で、天候を操作する能力をもつ。

グウィナ卿

五公(王国の重要貴族)の一員で、黒竜のライダー。私生活ではデイ・フィルの愛情深い叔母、二児の母。

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