第133話 言葉こそが原初の炎であり【2】
文字数 1,371文字
今回は、ツイッターに書き込んだこの話から始めた方が早い。
まあ、読んでみてくれ。
☆
@成瀬川るるせ
僕は見えない部分で身体障害を負っていて、見えないので届け出をしてないのね。
ひとの身体的特徴や障害を理由に笑われたら訴えていいけど訴えた先のひとに笑われるのも目に見えているので伏せている。
そういう部位。
ひとと話をするとき話が通じなくて自分で説明するときいつも死にたくなる。
つらい。
午後6:19 · 2022年6月27日·Twitter Web App
☆
僕のある特定の部位は、女性がホルモン注射で男性化したときと同じかそれより少し小さいくらいの大きさしかない。
だから、相手を楽しませるための技を磨くしか方法がなかったので、通常のひとより技の手数は多い。
また、アダルトな映像を視聴すると「これじゃない感」が、ずっとつきまとっていた。
具体的に言うと、こんな風に、僕はしたことがなかったからだ。
謎が解けたのは、レズビアンのひとがしている映像を初めて観たときだ。
僕が女性にするそれは、要するにこれだ。
すさまじく時間をかけて、ペッティングする。
こう書くと、笑うひとがたくさんいると思う。
僕だって、書く必要性があって書いているだけで、こんなことを好き好んで書きたくない。
だが、〈人のセックスを笑うな〉である(『人のセックスを笑うな』は、山崎ナオコーラさんの小説作品。デビュー作である。井口奈己監督で映画化され、2008年に公開された)。
そういうわけで、〈百合〉と呼ばれるジャンルの漫画、アニメ、ゲーム、ライトノベルなどが僕は大好きになる。
僕は男性だが、まさに僕は、ほかの男性ファンよりももっと深い意味で〈百合の民〉であると自負しているからだ。
☆
前回から引き続きのはずが、話がずれた。
まあ、話は繋がるのではあるが。
冷静になってみれば、大した話でもない。
要するに、簡単に言うと、僕は小学校低学年のときに、同級生の男子とペッティングしたことが何度もあり、それを周囲の人間たちはみんな知っていて、僕をホモかなにかと勘違いしている、ということが言いたいだけである。
ただし、これだけは言っておく。
僕は、僕以外の男性は絶滅して女性だけになって欲しいくらい男性が大嫌いである。
さて。
どこから話が漏れたのか。
当然、相手の男は口が軽いのでぺらぺら手柄話のように女性にでも語って喜んでいたのだろう。
マジでそいつは惨殺されて死んで欲しいと今でも思っているし、それを聞いて〈好奇の視線〉で僕を見ていた奴らも全員惨殺されて死んで欲しいと思っている。
死んでくれ、僕のために。
偽らざらぬ気持ちである、マジ死んでくれ。
ちなみに、どこかのおっさんがにたにた笑いながら僕に、
「『禁じられた遊び』弾いてくれよぉ。禁じられた遊びしていたのだろう」
と言ってきたことがあり、僕は迷わずそのおっさんをナイフで刺すべきだったのだ。
話が逸れに逸れたが、勘違いされると嫌なので、同性の友人たちを、僕はぞんざいに、雑に扱うようにしている。
外野がなにを言い出すかわからないからだ。
もう一度、言っておく。
僕は女性が大好きで、総ての男性は絶滅しても構わないと思っているほど嫌いだ。
ふぅ。
寄り道をしたが、話をバンド時代に戻そうか。
〈次回へつづく〉
まあ、読んでみてくれ。
☆
@成瀬川るるせ
僕は見えない部分で身体障害を負っていて、見えないので届け出をしてないのね。
ひとの身体的特徴や障害を理由に笑われたら訴えていいけど訴えた先のひとに笑われるのも目に見えているので伏せている。
そういう部位。
ひとと話をするとき話が通じなくて自分で説明するときいつも死にたくなる。
つらい。
午後6:19 · 2022年6月27日·Twitter Web App
☆
僕のある特定の部位は、女性がホルモン注射で男性化したときと同じかそれより少し小さいくらいの大きさしかない。
だから、相手を楽しませるための技を磨くしか方法がなかったので、通常のひとより技の手数は多い。
また、アダルトな映像を視聴すると「これじゃない感」が、ずっとつきまとっていた。
具体的に言うと、こんな風に、僕はしたことがなかったからだ。
謎が解けたのは、レズビアンのひとがしている映像を初めて観たときだ。
僕が女性にするそれは、要するにこれだ。
すさまじく時間をかけて、ペッティングする。
こう書くと、笑うひとがたくさんいると思う。
僕だって、書く必要性があって書いているだけで、こんなことを好き好んで書きたくない。
だが、〈人のセックスを笑うな〉である(『人のセックスを笑うな』は、山崎ナオコーラさんの小説作品。デビュー作である。井口奈己監督で映画化され、2008年に公開された)。
そういうわけで、〈百合〉と呼ばれるジャンルの漫画、アニメ、ゲーム、ライトノベルなどが僕は大好きになる。
僕は男性だが、まさに僕は、ほかの男性ファンよりももっと深い意味で〈百合の民〉であると自負しているからだ。
☆
前回から引き続きのはずが、話がずれた。
まあ、話は繋がるのではあるが。
冷静になってみれば、大した話でもない。
要するに、簡単に言うと、僕は小学校低学年のときに、同級生の男子とペッティングしたことが何度もあり、それを周囲の人間たちはみんな知っていて、僕をホモかなにかと勘違いしている、ということが言いたいだけである。
ただし、これだけは言っておく。
僕は、僕以外の男性は絶滅して女性だけになって欲しいくらい男性が大嫌いである。
さて。
どこから話が漏れたのか。
当然、相手の男は口が軽いのでぺらぺら手柄話のように女性にでも語って喜んでいたのだろう。
マジでそいつは惨殺されて死んで欲しいと今でも思っているし、それを聞いて〈好奇の視線〉で僕を見ていた奴らも全員惨殺されて死んで欲しいと思っている。
死んでくれ、僕のために。
偽らざらぬ気持ちである、マジ死んでくれ。
ちなみに、どこかのおっさんがにたにた笑いながら僕に、
「『禁じられた遊び』弾いてくれよぉ。禁じられた遊びしていたのだろう」
と言ってきたことがあり、僕は迷わずそのおっさんをナイフで刺すべきだったのだ。
話が逸れに逸れたが、勘違いされると嫌なので、同性の友人たちを、僕はぞんざいに、雑に扱うようにしている。
外野がなにを言い出すかわからないからだ。
もう一度、言っておく。
僕は女性が大好きで、総ての男性は絶滅しても構わないと思っているほど嫌いだ。
ふぅ。
寄り道をしたが、話をバンド時代に戻そうか。
〈次回へつづく〉