竺法深3 山を売る

文字数 238文字

支遁(しとん)が人づてに竺法深(じくほうしん)から
卯山(うさん)を買いたいと働きかけた。

すると竺法深はこうコメントしている。

巣父(そうほ)許由(きょゆう)は、山を買ってまで
 隠棲をしようと思ったかな!」

このコメントに、支遁は
大いに恥じ入ったそーである。



支道林因人就深公買印山,深公答曰:「未聞巢、由買山而隱。」
支道林は人に因りて深公に就き印山を買わんとせば、深公は答えて曰く:「未だ聞かず、巢、由の山を買いて隱るるとは」と。

(排調28)



巣父、許由
今確認できる範囲だと、この二人が一番引用されている(五回)。使い勝手がいいんだなあ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み