王献之2 会稽山陰の景色

文字数 277文字

王献之(おうけんし)は言っている。

会稽(かいけい)の辺りを歩いていると、山水が
 お互いに映え合っている箇所が
 あまりにも多くてな。

 あちらを見、こちらを見、
 に忙しくて仕方がない。
 特に秋から冬にかけての景色は、
 こう、胸にグッとくるものがある」



王子敬云:「從山陰道上行,山川自相映發,使人應接不暇。若秋冬之際,尤難為懷。」

王子敬は云えらく:「山陰道より上に行かば、山川は自ら相い映發し、人をして應接に暇あらざらしむ。秋冬の際、懷を為し難き尤きたるが若し」と。

(言語91)



これは『カッコいい発言』として採用されているんでしょうね。とは言え別にどこかで韻ふんでるわけでもなし、謎。
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