殷浩10 盛徳のひとと
文字数 594文字
出られたころの話である。
書記として勤務していた。
やがて庾亮さま、
副官に抜擢する。
殷浩さんが着任して間もなくの頃、
庾亮さまは都に
使者を派遣しようと思った。
そして王胡之、使者に選抜される。
すると王胡之、庾亮さまに
嘆願書をしたためた。
「この私め、盛徳のひとと
お会いする機会など
そうはございませんでした。
殷浩殿にこうして
お越しいただけたのです、
数日でも構いません、
暫し共に働く機会をくださるまいか」
王司州先為庾公記室參軍,後取殷浩為長史。始到,庾公欲遣王使下都。王自啟求住曰:「下官希見盛德,淵源始至,猶貪與少日周旋。」
王司州は先に庾公の記室參軍と為る。後に殷浩を取りて長史と為す。始めに到らば、庾公は王をして下なる都に遣わせしめんと欲す。王は自ら啟し住むるを求しめて曰く:「下官は盛德を見ること希なり。淵源に始め至るれば、猶お與に少日周旋せんことを貪らん」と。
(企羡4)
なんつーか、この文章書いたの誰だ、アホか、アホなのか。歴史事跡と照らし合わせなきゃさっぱり意味とれねえ。この書き方なら「王胡之の長史に殷浩」になるだろうが、クソ、クソ。自分の漢文読み能力が低いのは承知の上ですが、その上でもちょっとこの条、悪文すぎませんかねぇ?
ぐぬぬぐぬぬ。全然読めなかったので即目加田センセーに頼りました。