王戎10 琅邪の珠玉たち

文字数 366文字

ある人が王衍(おうえん)のもとを訪ねた。

するとそこでは
王戎(おうじゅう)王敦(おうとん)王導(おうどう)がそろい踏み。

別宅に足を運んでみれば、
今度は王詡(おうく)王澄(おうちょう)と会う。

そのひとは帰宅してから言った。

「今日の出先では、
 見る方見る方が皆、
 きらびやかな宝玉のようであった」



有人詣王太尉。遇安豐、大將軍、丞相在坐。往別屋、見季胤、平子。還語人曰:「今日之行、觸目見琳琅珠玉。」

王太尉を詣でる人あり。安豐、大將軍、丞相の坐に在るに遇す。別の屋に往かば、季胤、平子に見ゆ。還りて人に語りて曰く「今日の行、目に觸るるに琳琅珠玉に見ゆ」と。

(容止15)



全員琅邪王氏。
なので琳「琅」と言っているわけですね。

トハイエ。彼らの生年は、
王衍256、王戎234、王敦266、王導276。
王詡、王澄は王衍の弟。なので260くらい。
明らかに王戎がおかしい。
ちょっとここに王戎混ぜんの無理ないでしょうかねえ?
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