袁宏9  袁宏さんと嘉賓3

文字数 274文字

郗超(ちちょう)袁宏(えんこう)さんに手紙をやっている。

そこには高名な隠者である
戴逵(たいき)謝敷(しゃふ)を引き合いにして、
このように書かれていた。

「常日頃平静さを保っていること。
 これこそが、世に
 広まるべき美点だろうな」

袁宏さんがつくづく
ふらふらしているために、
わざとこういうふうに書いて、
発奮させたのだ。



郗嘉賓書與袁虎,道戴安道、謝居士云:「恆任之風,當有所弘耳。」以袁無恆,故以此激之。

郗嘉賓は袁虎に書を與え、戴安道、謝居士を道うて云えらく:「恆任の風、當に弘むる所有りたるのみ」と。袁の恆無きを以て、故に以て此れにて之を激す。

(排調49)



袁宏さん文才高き ADHD かなこれ。
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