雪の夢

文字数 129文字

 扉を開けると
 すべてが白い雪景色で
 春にこんなに積もるなんて、と
 驚いたところで目が覚めた

 雪の夢
 覚めるのが惜しいような
 夢のなかでも
 春だと信じていた

 季節のずれた雪景色
 また見たかった
 もっとも美しい想い出の白さは
 もはや過去ではなく夢に近かったから
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