目が死んでいるということが

文字数 169文字

 目が死んでいるということが
 社会人であるための必要条件
 というわけではあるまいが
 そう錯覚するほどに
 社会は人を助けない
 人の精神を磨り潰す
 その人の目が死んでいるのなら
 望まぬ奉仕を強いられている
 その人の目が死んでいないなら
 望んだ自由に触れている
 そんな恣意的な判断をする自分の
 目が死んでいるか死んでいないかは
 もちろん知らない
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み