柘榴のような味わいの後悔

文字数 104文字

 柘榴のような味わいの後悔
 たえまなく胸にいつまでも滲んで
 見るものすべてに負荷がかかる
 沼地の底から覗くように
 沈んだ世界に横たわっている
 重い
 足どりも反応も
 じくじく滲んで
 のろまな感情
 浮き上がれない
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