消費についての声
文字数 368文字
おまえは消費するだけなのか
他人の死を
他人の生み出した
いのちと呼ぶほかない輝きを
いえ
ぼくは消費したくはありません
でも消費せずに
どう触れたらいいのか
ぼくにはわかりません
他人の死にも
その輝きにも
嘘はもう
やめてしまえよ
おまえはもう
知っているはずさ
そんなことはなかった
そうかもしれなかった
ぼくは自分の死に触れて
ささやかなものを生み出すくらいしか
できません
それでいいのでしょうか
もう声は聞こえなかった
答えはなかった
消費したくなかった
やり方はわからなかった
それでもやるしかなかった
どれだけの愚かを
自分に許すのだろう
とんでもない失敗が
自分を待つのだろうか
輝きはすべて外側にあるのに
なにかを生み出せるのだろうか
消費せずに済むのだろうか
自分の死も他人の死も
あまりに不足なる
不確かな魂を
他人の死を
他人の生み出した
いのちと呼ぶほかない輝きを
いえ
ぼくは消費したくはありません
でも消費せずに
どう触れたらいいのか
ぼくにはわかりません
他人の死にも
その輝きにも
嘘はもう
やめてしまえよ
おまえはもう
知っているはずさ
そんなことはなかった
そうかもしれなかった
ぼくは自分の死に触れて
ささやかなものを生み出すくらいしか
できません
それでいいのでしょうか
もう声は聞こえなかった
答えはなかった
消費したくなかった
やり方はわからなかった
それでもやるしかなかった
どれだけの愚かを
自分に許すのだろう
とんでもない失敗が
自分を待つのだろうか
輝きはすべて外側にあるのに
なにかを生み出せるのだろうか
消費せずに済むのだろうか
自分の死も他人の死も
あまりに不足なる
不確かな魂を