悲惨なものを見るたび

文字数 113文字

 悲惨なものを見るたび
 詩に書いてみて
 それは詩とはいえなくても
 記録にさえなっていなくても
 あまりに言葉足らずでも
 だれのためにもなっていなくても

 雨が降っていると、雨の詩を
 悲惨があふれていると、悲惨の詩を
 そうしてしまう
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