才能ある嫌悪の身振りに

文字数 169文字

 才能ある嫌悪の身振りに
 わたしはどうしても魅せられてしまうので
 世界を愛するということと
 世界を憎むということが
 なんだかとても似ているように見えるときがあって
 嫌悪の発露からしか見出だせない正義や優しさがなぜこの世にあるのか
 非才の身には見当がつくはずもなく
 人間とは不思議なものだ、と
 魂を懸けるような嫌悪に
 ただただ感嘆するばかり
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