三題噺のお部屋
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clanon213
まるでお腹の中を大量の石が転がっているかのようにゴロゴロとする。
時々、そのお腹の中を転がっている石が余計腹痛を悪化させる。
さらに天気は、雪。冷えることにより、雪音の腹痛はなかなか治まる気配はなかった。
確かに自業自得だ。雪見だいふくを四パック食べたのが悪かった。正露丸の臭いにアイスクリームの甘さと腹痛の辛さが入り交じり、複雑な感情を抱く。
残された雪音は、ベッドに潜り込む。正露丸のおかげで腹痛も少しマシになってきた……。そんな気がする。
雪音は、そのまま眠りについたのである。
雪音の腹痛は治っていた。お腹の中を転がる石の気配すらない。
しかし、外の雪は強まり、吹雪いていた。
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