三題噺のお部屋
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今日は中間試験が近いので、理子さんと図書館で勉強している。
いつもより緊張した室内で、息を詰めて勉強していたら、ふと関係のない疑問が浮かんだ。
……よ、妖怪?
思いがけない言葉に僕もペンを置いた。妖怪と『お断りします』……一体どんな関係なんだ。
なるほどね。
生徒会長の速水さんは、理子さんのいとこなのだ。僕は思わず、素直な感想をもらした。
理子さんが大きな声を出したので、図書館にいる人たちがこっちを見てくる。本人も気まずかったのか、こほんと咳払いをして声のトーンを下げた。
理子さんって変わり者? それともマジメすぎるだけ?
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