榎本レン

文字数 282文字

 銀杏を食べ過ぎて死ぬ夢をみて、目覚めの悪い朝を迎えた。

 うん、頭はガンガンするし、喉も痛くて咳が止まらない。

「夢の原因はこれね……というか、こんな時期に風邪かぁ」

病院へ行くために、汗をたっぷり吸収した服を着替える。

 

 外へ出ると一面、銀世界が広がっていた。

 「うう、さむっ! 記録的な大雪ね……なんて間の悪い……」

 自転車に乗っている男の子が盛大にスリップして通行人にぶつかりそうになっている。

 「歩いていったほうがよさそう……こんなときにお母さんがいればなぁ」

 一人暮らしの風邪は大変である。これからは体調管理に気をつけようと誓った。


おしまい。


作者:榎本レン

 

2018/01/23 21:01

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