登場武器(脇役)

文字数 6,350文字

【序章に登場した武器】

<"ゲネルバ革命軍"の武装>

・ベレッタM12
アメリカ大使私邸を占拠したゲネルバ革命軍の小隊長が使用。

・FN FAL
ゲネルバ革命群の主力小銃。CIAのダミーカンパニーを通して、ベルギーの武器メーカーから密輸されたもの。

・AK-47
FALとともにゲネルバ革命軍が使用する主力小銃。

・M16A1
革命軍兵士の一人が使用。

・ブローニングM1917 重機関銃
革命軍の占拠したアメリカ大使私邸屋上に設置され、敷地正面から侵入してくる敵の殺戮に使用される。

・M60 汎用機関銃
ジープに搭載されている。

・コルトM1911A1
小隊長が所持。

・Uzi
私邸屋上にいた革命軍兵士の一人が使用。

・FR F1 スナイパーライフル
私邸屋上で警戒についていた革命軍狙撃手が所持。

・Mk2 破片手榴弾

・ミラン対戦車ミサイル

・M72 LAW

・M1 八一ミリ迫撃砲


<"ゲネルバ革命軍"の車両>

・WC-51 ダッジ
M60を機銃架に搭載して登場。
作中では「ジープ」の名で登場。

・ダイアモンドT 968トラック
革命軍が大使私邸に兵士と武器を搬入するのに使用。


<ゲネルバ陸軍の装備>

・リー・エンフィールドNo.4
ゲネルバ陸軍の制式採用小銃。組織が腐敗しているため、制式小銃も旧型のボルトアクション式ライフルを使用する。

・M1 カービン
小隊指揮官が使用する。

・ライオット・シールド
私邸内部に突撃するゲネルバ陸軍兵士が重機関銃の弾を防ぐために二重で括り付けたものを使用する。


<ゲネルバ空軍の装備>

・C-123B
私邸上空へとHALO降下する「ゴースト」・ブラボー分隊を載せて登場する。
機体の所属はゲネルバ空軍だが、パイロットも整備員も全て「ゴースト」の隊員達が任務を遂行した。


【第一章に登場した武器】

<第75レンジャー連隊のスカウト・スナイパー訓練>

・ウィンチェスターM70
訓練に際して、レンジャー連隊の斥候狙撃手に手渡された木製のボルトアクションライフル。
ベトナム戦争ではアメリカ海兵隊が採用し、伝説の狙撃手:カルロス・ハスコックが使用したことでも有名。

・M16A1
草むらの中に潜んで標的に接近する斥候狙撃手の訓練生達を捜索するレンジャー連隊の教官達が携帯。訓練用の空砲弾が装填されていることを示す青色のテープが巻かれた弾倉を装着。

・AN M18 スモークグレネード
訓練生達の前進を邪魔するための妨害策として、ワイヤートラップにされて登場する。
アメリカ軍が空対地攻撃の標的指示やヘリの着陸地点指示、演習用に使用している発煙手榴弾。

・AN/GSS-9 動体感知機
AN M18 スモークグレネードと同様に訓練生達の行動を阻害するための手段として、ワイヤーを繋がれた状態で訓練場の草むらの中に隠される。
ベトナム戦争中はグリーンベレーや彼らから軍事訓練を受けたCIDG(民間不正規戦グループ)がワイヤーを繋ぎ、木の上や石の陰に設置して使用した。


【第二章に登場した武器】

<ボートに乗っていたSOG工作員の武器>

・モーゼルC96
ソビエトが大戦で鹵獲したドイツ製の他、中国製のコピー製品に加えて、ベトナムで現地生産されたコピー品まであって、ベトコンの間で広く使われた拳銃。

・M1918BAR

・B-40 ロケットランチャー


<ソ連軍軍事顧問団基地の武器>

・スペツナズ・ナイフ
刀身を射出できる軍用ナイフ。スペツナズ隊員が使用する。

・M1942 マチェーテ
スペツナズ隊員の一人がイーノックとの近接戦に使用しようとする。

・マカロフPM
ソ連軍将校達が使用。

・AK-47
民族戦線・ソ連軍双方の主力小銃。

・五六式自動小銃
AK-47とともに民族戦線兵士達の主力小銃として登場する。

・AKS-47

・SKS カービン

・RPD 軽機関銃

・AKMN
ナイトビジョンを装着した夜間戦闘型のAK-47。

・AKML
AKMNの銃口にサプレッサーを装着した特殊作戦用小銃。

・M3 カービン
大型の夜間暗視装置を装着した旧型の夜間戦闘用小銃。

・M60 汎用機関銃

・B-40 ロケットランチャー

・9K32 ストレラ-2 携対空ミサイル

・M18A1 クレイモア 指向性対人地雷

・DShK-38 重機関銃

・ZU-23-2 連装対空機関砲
基地の全周を取り囲む機銃陣地に装備。

・ZPU-4 牽引式対空機関砲
基地の北側ゲート前に一基が装備。

・19-K 45mm対戦車砲
基地の北側ゲートに二基が装備。



<ソ連軍軍事顧問団基地の車両>

・五九式戦車
基地の中に数両が駐車する他、基地の北側にかけられた橋の警戒にも一両が当たっている。

・六三式装甲兵員輸送車
中国製の装甲兵員輸送車。一両が基地の中に登場。

・ZIL-157
ソ連製輸送トラック。基地の中に多数が駐車。

・ケネディ・ジープ
M60汎用機関銃を機銃架に搭載した車輌が登場。



<ソ連軍軍事顧問団基地のヘリコプター>

・Mi-24A ハインド
ソ連製の攻撃ヘリコプター。
一機が機首のサーチライトを照らして、基地周辺の哨戒飛行につく他、もう一機が飛行場に駐機している。

・Mi-6 フック
ソ連製の超大型輸送ヘリ。ウィリアム達か破壊することを命じられた重要な実験機材を載せた一機が飛行場に駐機している。

・UH-1 イロコイ
アメリカ軍・南ベトナム軍から鹵獲した機体が三機、飛行場に駐機している。

・OH-6 カイユース
UH-1と同じく鹵獲した機体が二機、飛行場に駐機。

・OH-58 カイオワ
アメリカ軍の強行偵察ヘリコプター。鹵獲された機体が飛行場に駐機。


<ソ連軍軍事顧問団基地に増援に来たNLFの武装>

・BTR-60PB
十四.五ミリ機関砲と七.六二ミリ機銃の連装砲塔を車体上に装備した車輌が軍事顧問団基地の増援に駆けつける。

・ZIL-157
BTR-60を先頭にして、軍事顧問団基地に駆けつけた民族戦線の増援車両。しかし、アールの仕掛けたクレイモア地雷によって、数両が破壊される。

・AK-47


【第三章 零話 「過去」から第三章 十八話 「仲間の背中」に登場した武器】

<南ベトナム解放民族戦線の武装(中盤のジャングル戦)>

・AK-47

・五六式自動小銃

・SKS カービン

・モシン・ナガンM1944

・Kar98k
一人は狙撃化したものを使用。

・三八式歩兵銃

・PPSh-41

・PPS-43

・RPD 軽機関銃

・DP-28 軽機関銃

・SG-43 重機関銃

・PM1910 マキシム重機関銃

・モシン・ナガンM1891/30
NLF兵士の一人がスコープを装着して使用する。

・六七式柄付手榴弾

・B-40 ロケットランチャー
RPG-2の北ベトナム・ライセンス生産品。

・M20A1B1 “スーパー・バズーカ"

<PCF 高速哨戒艇>

・二連装式ブローニングM2(船首の防盾付ターレットにマウント)

・M60×2 (両側面の銃架に設置)

・Mk2 Mod 1 艦載重機関銃/迫撃砲

・Mk18 Mod 0 40mm自動擲弾銃


<PCF 高速哨戒艇の乗員>

・M72 LAW
PCFを蜂の巣に去れた哨戒艇の乗組員が頭上を悠々と飛び去るブラックホークに対して使用しようとするが……

・AK-47
明確な名称は稚作内では表現せず、「小銃」とのみ記載。

・M16A1
明確な名称は稚作内では表現せず、「小銃」とのみ記載。

・M3グリースガン
明確な名称は稚作内では表現せず、「小銃」とのみ記載。




【第三章 十九話「キルゾーン」から第三章 二十四話 「地獄の炎」までに登場した武器】

<南ベトナム解放民族戦線の武装(追撃部隊)>

・MAT-49
追撃班長の一人が使用。

・AK-47

・五六式自動小銃
一部は銃剣を着剣。

・SKS カービン

・モシン・ナガンM1944

・PPSh-41

・M16A1

・B-40 ロケットランチャー

・XM-2生体探知機
M16のハンドガード先端に取り付けられて使用される、アンモニア探知式の人間探知機。

・M9A1火炎放射器
視界の悪いジャングルの中で、姿の見えない「ゴースト」を捜索する追撃部隊の虎の子の兵器。背中に背負ったタンクからガソリンとタールの混合燃料を吹き出し、前方三〇メートルに渡って灼熱の炎を撒き散らす。

・M520 ゴア
アメリカ製の水陸両用重戦術トラック。「ゴースト」を追撃する部隊をジャングルへと輸送した。


<ジャングルのトラップ>

・パンジ・スティック
地面や木の幹に取り付けられたものの他、落とし穴タイプのもの(パンジ・ピット)やワイヤートラップによりパンジ・スティックのついた仕掛けが作動するタイプのもの(通称「マレーの門」)が登場。

・トラバサミ


【第三章 二十五話 「地下トンネル」から第三章 二十九話 「過ち」までに登場した武器】

<南ベトナム解放民族戦線の武装(追撃部隊)>

・A-6Bペンライト
アメリカ軍がベトナム戦争で撃墜されたパイロットのサバイバル用に支給していた小型の軍用ライト。

・MX-991/U型L字ライト
アメリカ軍がベトナム戦争で使用していた軍用ライト。

・トカレフ TT-33
解放民族戦線の小隊長が携帯。

・AK-47

・五六式自動小銃

・M1ガーランド
解放民族戦線の少年兵がM9A1ライフルグレネードを装着して使用。この少年兵の死がクレイグの発狂を引き起こした。

・PPS-43

・MP-40

・M9A1 ライフルグレネード
地下トンネルの中で殺戮を繰り返すクレイグに対して、解放民族戦線の少年兵がM1ガーランドに取り付け発砲した。



【第四章:メイナードの過去に登場した武器】

<"愛国者達の学級"の武器>

・ステンMk.II(S)
サプレッサーを標準で装着した空挺部隊向けの短機関銃。ステン自体は共産勢力も使っていたので、所属の国籍を隠す目的で本銃が少年達の主力火器として選ばれた。

・ウィンチェスターM12 トレンチガン
ロキが使用する。

・コルトM1905
ロキがサイドアームとして使用する。

・レミントン・モデル95・ダブルデリンジャー
ロキが隠し持っていた。レミントン・デリンジャーの名称で登場。

<第一八七空挺連隊の隊員達の武器>

・コルト M1917
回転式拳銃。

・コルト M1911A1

・M1928A1 トンプソン

・M1ガーランド

・ブローニング M1918A2 BAR

・ブローニング M1919A6

・ブローニング M1919A4

・スプリングフィールド M1903A4

・マークII破片手榴弾

・M9A1バズーカ

・AN/PRC-6野外無線機


<朝鮮人民軍・中国義勇軍の武器>

・M1944 モシン・ナガン

・SKSカービン

・八九式重擲弾筒

・PM-41 81mm迫撃砲
小説内では名前は出さず。

・カチューシャ(多連装ロケット砲)


<第一八七空挺連隊の戦闘車両>

・ウィリス M38

・M8 グレイハウンド


<朝鮮人民軍・中国義勇軍の戦闘車両>

・T-34/85 戦車

・SU-76 自走対戦車砲

・BA-64 軽装甲車


<アメリカ空軍の軍用機>

・C-47 スカイトレイン
第一八七空挺連隊の隊員達を乗せて、十四機が降下地点へと向かうが、中国軍所属のMiG-15により奇襲を受け、目標地点直前にて全機撃墜されてしまう。

・C-119 フライング・ボックスカー
"愛国者達の学級"の少年達と、空挺連隊の使用するジープと装甲車を載せて、二機がC-47の編隊とともに作戦地点へと向かうが、MiG-15による奇襲攻撃を受けて両方ともが撃墜された。

・F-51D マスタング
空挺連隊の輸送機を援護する直掩機として、二十八機が作戦に参加し、襲撃してきたMiG-15と空戦を展開した。

<共産勢力の戦闘機>

・MiG-15
物語の数ヶ月前に参戦した中国軍が戦線に投入し、国連軍の制空権を一気に奪った、初期のソ連製ジェット戦闘機。

物語中では十六機が空挺連隊の輸送機部隊を襲撃し、隊長機のC-47を撃墜するなどといった戦果を上げた。

<朝鮮人民軍の対空兵器>

・KS-19 100mm高射砲
支配空域に侵入してきたアメリカ軍輸送機部隊に対して対空砲火の弾幕を張るが、悪天候により視界に恵まれなかったことと、中国軍がMiG-15を投入したため、攻撃を中止した。しかし、悪視界のなか、攻撃中止までの間に、二機のC-47を撃墜した。

・61-K 37mm対空砲
KS-19とともに支配空域に侵入してきた輸送機部隊を対空砲火の弾幕で迎え撃った。


【第四章:メイナードの脱走中に登場した武器】

・ASP ピストル
CIAエージェント達が携帯。メイナードが彼らを無力化した後、奪ったものを使用。

・H&K MP5A3
デルタ隊員達が装備するドイツ製の特殊部隊向け短機関銃。

・H&K HK69A1
デルタ隊員の一人が携帯する口径四〇ミリのグレネードランチャー。メイナードに奪われ、脱出のための道具として使用される。

・ダッジWC
タイ王国空軍の警備兵達が使用する軍用ジープ。一台はメイナードの反撃を受けて粉々に吹き飛んだ。

・UH-1H
タイの秘密空軍基地に駐機するタイ王国空軍の兵員輸送ヘリ。メイナードが脱出のための手段として使用する。


【第四章:北ベトナム軍(ベトナム人民軍)先遣部隊が使用する銃器・車両】

・AK-47

・五六式自動小銃

・五九式戦車
中国製の主力戦車。稚作では北ベトナム軍の主力戦闘車両として登場する。

・PT-76
ソ連製の水陸両用戦車。実際のベトナム戦争でも、北ベトナム軍が使用した。

・63式装甲兵員輸送車
中国製の兵員輸送装甲車。史実のベトナム戦争でも、北ベトナム軍が使用。

・M151A2 ケネディジープ
機銃架にM60機関銃を搭載して登場。

・CA-30
中国製の軍用大型トラック。兵員や物資の輸送に使用される。

・BTR-152 軽装甲車
ソ連兵の軽装甲車。外観は大型トラックに装甲を施したようである。リーのM203から放たれたグレネード弾に破壊される。

・OH-23D レイヴン
米国製の偵察ヘリコプター。稚作内部では鹵獲された機体を北ベトナム軍が使用し、武装に搭載したM134ミニガンの掃射でリーとアーヴィングを追い詰めた。


【第五章に登場した武器】

<南ベトナム軍の武装>

・M16A1

・U.S.M1カービン

・M1A1 トンプソン

・ブローニングM1918A2 BAR

・M60 汎用機関銃

・ブローニングM1919A4 重機関銃

・M18 五七ミリ無反動砲
アメリカ製の無反動砲。旧式でやや威力不足だが、タン中将の部隊の中では貴重な対戦車兵器だった。

・M2 六〇ミリ迫撃砲

・コマンドウ装甲車
米国製の軽装甲車。アメリカから供与された車両が一両登場し、防衛線を死守するが、五九式戦車の一〇〇ミリ・ライフル砲から放たれた対戦車榴弾を受けて大破した。

<北ベトナム軍の武装>
※銃器類は割愛し、車両のみ解説する(種類が多過ぎるため)。

・五九式戦車
中国製の主力戦車。北ベトナム軍の主力戦闘車両として、終盤の戦闘に多数が投入される。

・PT-76
ソ連製の水陸両用戦車。五九式戦車を補助する戦力として、多数が戦線に投入された。

・63式装甲兵員輸送車
中国製の兵員輸送装甲車。史実のベトナム戦争でも、北ベトナム軍が使用。多数が終盤に登場する。

・BTR-60PB
ソ連製の装輪装甲車。多数が終盤の戦闘に投入され、ウィリアム達と交戦する。

・M113 ACAV
アメリカ軍と南ベトナム軍がベトナム戦争で使用した装甲兵員輸送車。稚作では一両が登場し、窮地のリーを重機関銃の掃射で更に追い詰めた。

・M42ダスター自走高射機関砲
アメリカ軍がベトナム戦争に投入した自走高射機関砲。口径四〇ミリ二連装の対空機関砲は対地・対歩兵目的でも絶大な威力を発揮する。

・M274 ミュール
アメリカがベトナム戦争に投入した、物資搬送用のミニトラック。稚作内部ではM40 一〇六ミリ無反動砲を搭載して登場。
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登場人物紹介

*ウィリアム・ロバート・カークス


本作の主人公。階級は大尉。米陸軍特殊戦用特殊部隊「ゴースト」のブラボー分隊を率いる。

八年前、ベトナム戦争従軍中、ベトナム共和国ダクラク省のチューチリンで起きた"事件"がトラウマとなり、現在でも戦闘中に襲ってくるフラッシュバックに悩まされている。


ゲネルバでの大使館占拠事件の際には、MC-51SD消音カービンを使用し、サブアームにサプレッサーを装着したH&K P9Sを使用する。


#特徴

黒人

身長は一八〇センチ台前半。

髪の毛はチリ毛だが、短く刈っている上に何らかの帽子などを被っていることが多いため、人前に見せることは少ない。

#イーノック・アルバーン


第七五レンジャー連隊・斥候狙撃班に所属する若きアメリカ兵。階級は登場時は上等兵、「ゴースト」の作戦に参加したことで伍長へと昇進した。


彼の兄で、ベトナム時代のウィリアムの戦友だった故ヴェスパ・アルバーンの代わりに、「ゴースト」へと招集される。


実戦を経験したことはないが、狙撃の技術に関しては、兄譲りの才能を見せる。


#特徴

白人

身長一八〇センチ前半台

短い茶髪 

*クレイグ・マッケンジー

元Navy SEALsの隊員でアールと同じ部隊に所属していたが、参加したカンボジアでのある作戦が原因で精神を病み、カナダに逃亡する。その後、孤児だったレジーナを迎え入れ、イエローナイフの山奥深くで二人で暮らしていたが、ウィリアム達の説得、そして自身の恐怖を克服したいという願いとレジーナの将来のために、「ゴースト」に参加し、再び兵士となる道を選ぶ……。


*特徴

年齢29歳

くせ毛、褐色の肌

出生の記録は不明だが、アメリカ先住民の血を強く引く。

*アール・ハンフリーズ


序章から登場。階級は少尉。「ゴースト」ブラボー分隊の副官として、指揮官のウィリアムを支える。 

その多くが、戸籍上は何らかの理由で死亡・行方不明扱いになり、偽物の戸籍と名前を与えられて生活している「ゴースト」の退院達の中では珍しく、彼の名前は本名であり、戸籍も本来の彼のものである。


ゲネルバ大使館占拠事件では、ウィリアムと同じくMC-51SD消音カービンをメイン装備として使用する他、H&K HK69グレネードランチャーも使用する。


#特徴

白人

身長一九〇センチ

金髪の短髪

*イアン・バトラー


「ゴースト」ブラボー分隊の隊員の一人で階級は先任曹長。戦闘技能では狙撃に優れ、しばしば部隊を支援するスナイパーとしての役割を与えられる。

年齢は四十代後半であり、「ゴースト」の隊員達の中では最年長で、長い間、軍務についていたことは確かだが、正確な軍歴は分隊長のウィリアムでも知らない。


ゲネルバ大使館占拠事件では、降下してくる本隊を支援するため、サプレッサーを装着したレミントンM40A1を使用して、敷地内のゲネルバ革命軍兵士を狙撃する。


#特徴

白人

やや白髪かかり始めた髪の毛

*ジョシュア・ティーガーデン 


「ゴースト」ブラボー分隊の通信手を務める一等軍曹。巻き毛がかった金髪が特徴。周囲の空気を敏感に感じとり、部隊の規律を乱さないようにしている。


各種通信機器の扱いに長け、リーと同様に通信機器に関してはソビエト製のものや旧ドイツ、日本製のものでも扱える。


#特徴

白人

身長一八〇センチ台前半

金髪

*トム・リー・ミンク


「ゴースト」ブラボー分隊の隊員の一人で、階級は一等軍曹。身長一七〇センチと「ゴースト」の中では小柄な体格だが、各種戦闘能力は高く、特に近距離でのナイフ戦闘技能と爆発物の扱いには優れている。特にミサイル、ロケット系の兵器に関しては、特殊訓練の結果、ソビエト製兵器でも使用できる。


気の強い性格から、他の隊員と口論になることもあるが、基本的には仲間思いで優しい性格である。

だが、敵となったものに対しては容赦のない暴力性を発揮する。


同部隊のアーヴィング一等軍曹とはベトナム戦争時から同じ部隊に所属しており、二人の間には特別な絆がある。


#特徴

アジア系アメリカ人

身長一七〇センチ

*アーヴィング・S・アトキンソン 


「ゴースト」ブラボー分隊の隊員の一人で機銃手を務める大柄な黒人兵士。 階級は一等軍曹。


その大柄な体格とは逆に性格は心優しく、穏やかであり、部隊の中でいざこざが起こったときの仲裁も彼がすることが多い。


トム・リー・ミンクとはベトナム戦争時代からの戦友。


#特徴

黒人

身長一九五センチ

*ハワード・レイエス


「ゴースト」ブラボー分隊の隊員で、前衛を務める。階級は曹長。

父親は不明、母親はメキシコからの不法移民でヒスパニック系の血を引く。7歳の時、母親が国境の向こう側へ送還されてからは、移民が集合するスラム街で生活。学校にも通っていなかったが、自発的に本から学んだことで、米国の一般レベルを上回る知能、知識を持ち、スペイン語をはじめとする語学に堪能。


ゲネルバでの作戦時には、部隊の先頭を切って勇敢に突撃したが、後にウィリアムの身代わりとなって死亡する。

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