おまけ7 スランプ気味なので、占いに頼ってみた
文字数 3,958文字
スランプなのです。深刻なスランプなのですよって、今にはじまったことじゃないのですが……。
やっとこさ、物語は第二章が終わり、次から第三章に移るところ。
なのですが……。
ここでついに、書きためていた小説のストックが完全にきれてしまいました。
今まではすでに書いてある文章に、かなり書き足したりまたは修正したりして、投稿していたわけで……。
それがなくなったので、もはや白紙から書くしかないわけです。
わたし、書くのおそいんですよ~(;´∀`)
ライトノベルなんて、考えなくても書けるだろ!と思う人もいらっしゃると思うけど、わたしにはそんな才能なんてないので。
ひたすらうんうんうなりながら、小さな脳みそをフル回転させて書いているわけです。
はぁ~。才能と時間とひらめきがほしい。
なにより執筆スピードをあげる方法が知りたい!
はてさて。
一人深夜に『オラクルカード』という占いのカードをひっぱりだしてきて、すがろうとしました。
で、今後の『小説について』を占ったところ……
『停止』とか『休息』とか出まして……。
ああ、こりゃもう活動休止かな?
疲れてるし、これから忙しくなるし(これはほんと!)、なにより続きを書く気がおこらないし……。
と一人しずかに店じまいのように、がらがらとシャッターを下ろしたくなったのでした。
が、なんか釈然とせず。
週末に(これ打つときうっかり「終末」にしそうになった)友人と会う約束をしていたので、気分転換に友人宅へとむかったのです。
たわいないおしゃべりなどして、いくぶん気が晴れ……
あ、そういえばわたしなどより友人のほうが、スピリチュアルな能力に長けているよな、と思い。
小説でなやんでるんだけど、ちょっと占ってくれないかなと素直にお願いしたのです。
彼女は占い師などではない一般人ですが、ちょっと風変わりな人で。
昔からたまに霊が見えたみたいな不思議な話をちょくちょく聞かされたり、ささやかなものだけど予知夢を見たとかエピソードに事欠かないだけあって……。
わたしより占いが当たる……ような気がする。
大おば様か親族の誰かに、巫女の仕事をしていた人がいて、そのおば様が風呂場で霊をからだから払うために、朝から水をかぶっていたのを見たことがある。
などと聞かされると、なんだか凄いなと。
そんなわけで、友人に『オラクルカード』で占ってもらうことにしたのです。
ちなみにオラクルカードとは、占いかたに決められたルールがなく、タロットよりも気軽に占えるカードです。
まさに、わたしにうってつけですね……。
ちなみにいろんなバリエーションがあり、わたしと友人はそれぞれちがうカードをつかってます。
通販とかで、素敵なカードがいっぱい売ってまして、どれがいいか悩んでしまうほど。
カードの作者はもちろんのこと、占う内容とか、説明書きがわかりやすいとか、絵がキレイとか、選び方は人それぞれだけど、直感でえらべばいいのかな。
値段も三千円台くらいからあって、お手軽です。
おっと、話が脱線してしまった。
占いにもどります。
友人から具体的に、小説のどういうことでなやんでいるのか聞かれ、
まず、この話のラスボス(このたとえもどうかとは思うけど、ほかに浮かばない)が誰なのかがはっきり決まっていない。
複数想定してはいるけど、誰にするかでストーリーも過程も大幅に変わってしまう。
誰が敵になり、誰とたたかうのかすら変わってしまう。
重要な決断だけに、まだ決めきれていない。
あと、三つの展開で話を進めているんだけど、それぞれ話がちょっと複雑になってきて、この先の流れをどうすればいいかが、具体的にわからないと話すと。
「風呂敷を広げすぎたんじゃないの?」と率直に言われる。
ああ、その通りです。広げすぎましたよ。
もうお手上げ!脳みそのキャパオーバーです。
「自分自身はどう書いていきたいの?シンプルにしたい?それとももっと大きく……?」
と質問され、これにはうっと言葉がつまってしまった。
この先の展開について、ネタ帳やメモに書いてあることは、ほんとうに秩序がなく、混沌としていて、あくまでこの先の展開のアイデアにすぎない。
なので、この通り書く必要はないし、書いても書かなくてもいい。
自分がその中からえらんだ選択肢によって、生かされる展開もあれば、二度と使えない没展開にもなってしまい、どの場面を使うか使わないかで、ストーリーも登場人物の運命も変わってしまうのです。
とはいえ、大変だけどちゃんと書きたいなぁという思いが強くて、そうすると膨大なネタに目を通して、いるいらないに振り分け、なおかつストーリーの構成を考えなきゃいけない。
無責任にはっていた伏線の回収も、筋がそれなりに通っている必要があるし、ネタ帳にない、つまり考えていない設定、場面などの空白部分も、それなりに考えなくちゃいけない。
とかなってくると、頭がパンクしそうになるのです。
小説書いてるという別の友には、「シンプルにしたほうがいいよ!」とごもっともなアドバイスを受けたので。
思いきって「捨てる」ことも必要だなと感じ入り、見習ってシンプルにしようとして、みごとにコケました。
あああああ、なんでこんなに捨てられないのか???
考えついたネタを、できるだけ捨てずに、すべて使いたいというのか?
「この強欲者めが!」と言われそうなかんじですが、つまりそういうことになります。
『……シンプルにではなく、もっと大きくしたい!』
が、本心です。
うわ~
頭んなか、いい大人になってるっつーのに、すごい厨二ですね!!
でも、この脳内がお花畑くらいのわたしが、創作の原点だったりするのだな。
とまどいつつも、正直にそのことを告げると。
友人はあくまで淡々とシャッフルし、ナチュラルに三枚のカードをえらんで目の前にならべました。
さきほどの三つの展開にわかれているという、漠然とした説明に対するカードになるらしい。
「とりあえずこのカードを仮に、右から順にA・B・Cと名づけるけど、自分のなかでどれがどの展開にあたるか考えてみて」
と言われ、すっとAがロジオンで、Bがラグシードで、Cがムスタインだな、と感じました。
なんのことか説明すると、第二部の話を作るにあたって、主人公は変わらずロジオンなのだけど、彼が主軸の話はややひかえめにして、脇役の話をすこしふくらませたいなと考えていたのです。
ロジオンの話については、第一部で基本的なことは書いてしまったので、それ以外の書きたいことを書くには、もっと作品内での時間が経過しないと不自然になってしまうのです。
つまり……。
やっとアナベルと結ばれた直後に、それを破壊しようとする存在が出現するのは、あまりにも不自然でしょうということなのです。
やはり、蜜月期というか、幸せな時間を経てからのそういう困難でないと、説得力やリアリティに欠けるというか、なんというか。
二人がかわいそうだなぁという気持ちと、もっと幸福な時間も書いてあげたいという気持ちもそれにふくまれます。
というわけで、ロジオンの話がAにあたります。
で、Bの話がダークホースだったりします。
本来、第二部にあたって、ラグシードの話をこれ以上広げる予定はまったくなく、ただの思いつきとノリで追加してしまったのです。
まだ出てきてはいませんが、弟はもともと登場させる予定だったし、父親もそうなのですが、じゃあ具体的になにを追加してしまったのかというと……。
『頭が痛い』というあのへんの場面と設定。あとリームの出番増加(元はかわいそうなくらい出番がなかった)の、いっさいがっさいです。
『諸刃の十字架槍』のダメージを軽減する腕輪の設定もありませんでした。
父親はアナベルに弟が来るとだけ伝えて、去っていってたのです。
話がふくらんだので、今のままだと火力不足だなぁと思い、パワーアップ要素を追加したわけです。
なんて、いいかげんなんだ~!!
つまるところラグシードが見た夢の話や、宿屋のシーンはまるごと存在しなかったし、大聖堂で大司祭から依頼の話を聞くことになるのもロジオン一人でした。
大司祭から話を聞いてから、ロジオンとラグシードが合流。リームにいたっては市場でのシーンからまったく登場せずというありさまでした。
追加してよかったなと思う反面、そのことによってそれまで考えていた話の展開に、やや矛盾のようなものが存在することになり、自分の考えの浅さに遭遇することになるのです。
うわ~、やっぱり思いつきって、安易にストーリーに組みこむと大変なことになるのね……。
第一部でもやらかして、今そのせいで苦労してるじゃないか。
学習しない。学習できない。
一度した失敗を二度やる。
ということは、三度やることになるのか?
やれやれ。
それで残りのCが、ムスタインと『黒い蛇』の組織の話になります。
こちらもこちらで、すでに決まっている設定とブラックホールのように埋まっていない設定とが混在していて、まさにカオスなのです……。
っていうか、『複合魔獣アングラータ』の人たちがまだ一度も出ていない!(悲鳴)
というより、なんとなく書きたかったという理由で、第一部に先に出してしまったのもいろいろと問題が山積しております。
この時点で考えていたアングラータの話と、今、わたしが考えている話の展開が……
そう、変わっちゃったというか、変えなきゃいけなくなったというか。
そのために、登場がだいぶ遅れてしまってるわけです。
そして、ムスタインの過去とか話の展開は、やや描写を追加したものの元々こんな感じでしたが……。
レクシーナとのエピソードに、やや糖度が追加されました。
あれで!?
と思われそうだけど、もっとひどかった……。
すこしはマシになっているのです。
終わらないので、つづく――
(そもそも占いの結果すら、まだ書けていない……)
やっとこさ、物語は第二章が終わり、次から第三章に移るところ。
なのですが……。
ここでついに、書きためていた小説のストックが完全にきれてしまいました。
今まではすでに書いてある文章に、かなり書き足したりまたは修正したりして、投稿していたわけで……。
それがなくなったので、もはや白紙から書くしかないわけです。
わたし、書くのおそいんですよ~(;´∀`)
ライトノベルなんて、考えなくても書けるだろ!と思う人もいらっしゃると思うけど、わたしにはそんな才能なんてないので。
ひたすらうんうんうなりながら、小さな脳みそをフル回転させて書いているわけです。
はぁ~。才能と時間とひらめきがほしい。
なにより執筆スピードをあげる方法が知りたい!
はてさて。
一人深夜に『オラクルカード』という占いのカードをひっぱりだしてきて、すがろうとしました。
で、今後の『小説について』を占ったところ……
『停止』とか『休息』とか出まして……。
ああ、こりゃもう活動休止かな?
疲れてるし、これから忙しくなるし(これはほんと!)、なにより続きを書く気がおこらないし……。
と一人しずかに店じまいのように、がらがらとシャッターを下ろしたくなったのでした。
が、なんか釈然とせず。
週末に(これ打つときうっかり「終末」にしそうになった)友人と会う約束をしていたので、気分転換に友人宅へとむかったのです。
たわいないおしゃべりなどして、いくぶん気が晴れ……
あ、そういえばわたしなどより友人のほうが、スピリチュアルな能力に長けているよな、と思い。
小説でなやんでるんだけど、ちょっと占ってくれないかなと素直にお願いしたのです。
彼女は占い師などではない一般人ですが、ちょっと風変わりな人で。
昔からたまに霊が見えたみたいな不思議な話をちょくちょく聞かされたり、ささやかなものだけど予知夢を見たとかエピソードに事欠かないだけあって……。
わたしより占いが当たる……ような気がする。
大おば様か親族の誰かに、巫女の仕事をしていた人がいて、そのおば様が風呂場で霊をからだから払うために、朝から水をかぶっていたのを見たことがある。
などと聞かされると、なんだか凄いなと。
そんなわけで、友人に『オラクルカード』で占ってもらうことにしたのです。
ちなみにオラクルカードとは、占いかたに決められたルールがなく、タロットよりも気軽に占えるカードです。
まさに、わたしにうってつけですね……。
ちなみにいろんなバリエーションがあり、わたしと友人はそれぞれちがうカードをつかってます。
通販とかで、素敵なカードがいっぱい売ってまして、どれがいいか悩んでしまうほど。
カードの作者はもちろんのこと、占う内容とか、説明書きがわかりやすいとか、絵がキレイとか、選び方は人それぞれだけど、直感でえらべばいいのかな。
値段も三千円台くらいからあって、お手軽です。
おっと、話が脱線してしまった。
占いにもどります。
友人から具体的に、小説のどういうことでなやんでいるのか聞かれ、
まず、この話のラスボス(このたとえもどうかとは思うけど、ほかに浮かばない)が誰なのかがはっきり決まっていない。
複数想定してはいるけど、誰にするかでストーリーも過程も大幅に変わってしまう。
誰が敵になり、誰とたたかうのかすら変わってしまう。
重要な決断だけに、まだ決めきれていない。
あと、三つの展開で話を進めているんだけど、それぞれ話がちょっと複雑になってきて、この先の流れをどうすればいいかが、具体的にわからないと話すと。
「風呂敷を広げすぎたんじゃないの?」と率直に言われる。
ああ、その通りです。広げすぎましたよ。
もうお手上げ!脳みそのキャパオーバーです。
「自分自身はどう書いていきたいの?シンプルにしたい?それとももっと大きく……?」
と質問され、これにはうっと言葉がつまってしまった。
この先の展開について、ネタ帳やメモに書いてあることは、ほんとうに秩序がなく、混沌としていて、あくまでこの先の展開のアイデアにすぎない。
なので、この通り書く必要はないし、書いても書かなくてもいい。
自分がその中からえらんだ選択肢によって、生かされる展開もあれば、二度と使えない没展開にもなってしまい、どの場面を使うか使わないかで、ストーリーも登場人物の運命も変わってしまうのです。
とはいえ、大変だけどちゃんと書きたいなぁという思いが強くて、そうすると膨大なネタに目を通して、いるいらないに振り分け、なおかつストーリーの構成を考えなきゃいけない。
無責任にはっていた伏線の回収も、筋がそれなりに通っている必要があるし、ネタ帳にない、つまり考えていない設定、場面などの空白部分も、それなりに考えなくちゃいけない。
とかなってくると、頭がパンクしそうになるのです。
小説書いてるという別の友には、「シンプルにしたほうがいいよ!」とごもっともなアドバイスを受けたので。
思いきって「捨てる」ことも必要だなと感じ入り、見習ってシンプルにしようとして、みごとにコケました。
あああああ、なんでこんなに捨てられないのか???
考えついたネタを、できるだけ捨てずに、すべて使いたいというのか?
「この強欲者めが!」と言われそうなかんじですが、つまりそういうことになります。
『……シンプルにではなく、もっと大きくしたい!』
が、本心です。
うわ~
頭んなか、いい大人になってるっつーのに、すごい厨二ですね!!
でも、この脳内がお花畑くらいのわたしが、創作の原点だったりするのだな。
とまどいつつも、正直にそのことを告げると。
友人はあくまで淡々とシャッフルし、ナチュラルに三枚のカードをえらんで目の前にならべました。
さきほどの三つの展開にわかれているという、漠然とした説明に対するカードになるらしい。
「とりあえずこのカードを仮に、右から順にA・B・Cと名づけるけど、自分のなかでどれがどの展開にあたるか考えてみて」
と言われ、すっとAがロジオンで、Bがラグシードで、Cがムスタインだな、と感じました。
なんのことか説明すると、第二部の話を作るにあたって、主人公は変わらずロジオンなのだけど、彼が主軸の話はややひかえめにして、脇役の話をすこしふくらませたいなと考えていたのです。
ロジオンの話については、第一部で基本的なことは書いてしまったので、それ以外の書きたいことを書くには、もっと作品内での時間が経過しないと不自然になってしまうのです。
つまり……。
やっとアナベルと結ばれた直後に、それを破壊しようとする存在が出現するのは、あまりにも不自然でしょうということなのです。
やはり、蜜月期というか、幸せな時間を経てからのそういう困難でないと、説得力やリアリティに欠けるというか、なんというか。
二人がかわいそうだなぁという気持ちと、もっと幸福な時間も書いてあげたいという気持ちもそれにふくまれます。
というわけで、ロジオンの話がAにあたります。
で、Bの話がダークホースだったりします。
本来、第二部にあたって、ラグシードの話をこれ以上広げる予定はまったくなく、ただの思いつきとノリで追加してしまったのです。
まだ出てきてはいませんが、弟はもともと登場させる予定だったし、父親もそうなのですが、じゃあ具体的になにを追加してしまったのかというと……。
『頭が痛い』というあのへんの場面と設定。あとリームの出番増加(元はかわいそうなくらい出番がなかった)の、いっさいがっさいです。
『諸刃の十字架槍』のダメージを軽減する腕輪の設定もありませんでした。
父親はアナベルに弟が来るとだけ伝えて、去っていってたのです。
話がふくらんだので、今のままだと火力不足だなぁと思い、パワーアップ要素を追加したわけです。
なんて、いいかげんなんだ~!!
つまるところラグシードが見た夢の話や、宿屋のシーンはまるごと存在しなかったし、大聖堂で大司祭から依頼の話を聞くことになるのもロジオン一人でした。
大司祭から話を聞いてから、ロジオンとラグシードが合流。リームにいたっては市場でのシーンからまったく登場せずというありさまでした。
追加してよかったなと思う反面、そのことによってそれまで考えていた話の展開に、やや矛盾のようなものが存在することになり、自分の考えの浅さに遭遇することになるのです。
うわ~、やっぱり思いつきって、安易にストーリーに組みこむと大変なことになるのね……。
第一部でもやらかして、今そのせいで苦労してるじゃないか。
学習しない。学習できない。
一度した失敗を二度やる。
ということは、三度やることになるのか?
やれやれ。
それで残りのCが、ムスタインと『黒い蛇』の組織の話になります。
こちらもこちらで、すでに決まっている設定とブラックホールのように埋まっていない設定とが混在していて、まさにカオスなのです……。
っていうか、『複合魔獣アングラータ』の人たちがまだ一度も出ていない!(悲鳴)
というより、なんとなく書きたかったという理由で、第一部に先に出してしまったのもいろいろと問題が山積しております。
この時点で考えていたアングラータの話と、今、わたしが考えている話の展開が……
そう、変わっちゃったというか、変えなきゃいけなくなったというか。
そのために、登場がだいぶ遅れてしまってるわけです。
そして、ムスタインの過去とか話の展開は、やや描写を追加したものの元々こんな感じでしたが……。
レクシーナとのエピソードに、やや糖度が追加されました。
あれで!?
と思われそうだけど、もっとひどかった……。
すこしはマシになっているのです。
終わらないので、つづく――
(そもそも占いの結果すら、まだ書けていない……)