第153話

文字数 297文字

 また遅刻する夢。

 新学期の初日、出かけるまでまだ間があるので、本を読んでいる。ミステリーらしい。
 そして気がついたら大遅刻。
 壁掛け時計を見たら八時半で、授業中は八時からだから、どう考えてもまにあわなくて、パニック。

 おかしいのは、私はふだんミステリーは読まないこと。
 それと、私が右往左往している部屋がみょうに細長いと思ったら、井の頭線下北沢駅のホームなこと。だから壁掛け時計も鉄道用の大きな文字盤で、見やすい。

 そして、ホームの両側にもちろん線路があるけど、縁側もあって、竹がそよいでいる。
 私がさっきまで座ってミステリーを読んでいた籐椅子もある。


※全文、起きてすぐ書いたメモのままです。

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