第59話

文字数 545文字

 長い夢の最後のほう。
 大勢の人の流れに入って歩いていて、新宿駅の京王線ターミナル。その先がそのまま天井の高い、小さめのドームになっていて、そこで開かれるパーティに向かっている。
 
 横にいて歩きながら話しているのは大学の後輩(誰)。
 かつての恩師たちがご健勝すぎるという話をして、大げさに笑いあう。
 それ自体が社交辞令だ。
 
 集会室に着くと、司会者に、第三班、などと呼ばれて、同僚のスザンネさんが出てきてたどたどしく説明している。彼女からマイクをひきとって私が説明する。以下のようなルール。
 つまり、
 テーブルとテーブルのあいだの通路に、小旗をつらねたロープが頭上から降りてきて、そこで小動物(レミング?)の群れをさえぎるのですが、ポイントは、小旗も小動物もどちらもフカフカだ、ということなのです。
(※起きて書いたメモのままです。)
 
 派手なクロスをかけた丸テーブルがいくつもしつらえてあって、すっかり宴会場のようすなのに、食べ物の気配がまったくない。
 母がいて、旧友の女性と会っており、ふたりがきゅうに外へ出て記念写真を撮りたがるので、あわてて、そのお友だちの息子さんらしき中年男性にカメラを頼む。
 
 外はしっとりした和風庭園らしい。紅葉と流水のある気配。
 夜なのか昼なのか、わからない。

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