第151話

文字数 216文字

 父の見舞いに行く。(現実)
 病院のベッドの上でうとうとして起き、いま見た夢を話してくれた。

「夢か本当かわからない。本当のような気がしたんだよ。郵便を取りに行ったんだ。玄関から出て、郵便受けまで。たくさんあったから、持ってきて、テーブルの上であれとこれと分けて(この辺やや不明だけどそう言っていた)、ひょっと、あれ、おれ、歩いてるな。しっかり歩いてる。いつ歩けるようになったんだ? おかしいな、と思ったら、夢だった」
と言って笑った。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み