第57話
文字数 582文字
長い夢の最後のほう。
木造らしい大きな校舎に通っている。生徒でなく教師としてらしい。学校も大学らしい。
家を出るとき――それもドラマのセットのようなおよそ生活感のない家で、濠ばたの木と漆喰の並びの一軒らしいのだけど――今日は国語と社会の日、と薄っぺらい教科書をかばんに入れ換えて、さて学校に着くと、
たくさんの人が、教師も学生も、校庭のほうへ急ぎ足で集まっていく。
学生さんたちがあちこちで集まって大騒ぎしていて、今日は休日だったと気づく。
山車 の上に女子学生を乗せて、はやしたてたあげくに服をひきおろしてお尻を出させたりしている。女の子は仏頂面だけれど、されるがまま。
黒い板張りの火の見櫓があって、それを迂回するように人の流れが校庭へ向かう。
同僚でなかよしのコニシトモヨさんがいる。笑顔だけれど、たいして楽しそうでもない。私も楽しくはない。
仕事がなしになって、ほっとしていないと言ったらうそになるけど、このばか騒ぎは何なのだとあきれている。コニシさんも同じ気持ちなのだろう。
何のお祭りだろう。皆が流れていく先に、何があるというのだろう。
たぶん、きのう新元号が発表になったことで、こんな夢を見た。
※まったくどうでもいい情報ですが、コニシトモヨさんは男性です。
※これもどうでもいい情報ですが、川越ではないかと思います。なぜ川越かはわかりません。
木造らしい大きな校舎に通っている。生徒でなく教師としてらしい。学校も大学らしい。
家を出るとき――それもドラマのセットのようなおよそ生活感のない家で、濠ばたの木と漆喰の並びの一軒らしいのだけど――今日は国語と社会の日、と薄っぺらい教科書をかばんに入れ換えて、さて学校に着くと、
たくさんの人が、教師も学生も、校庭のほうへ急ぎ足で集まっていく。
学生さんたちがあちこちで集まって大騒ぎしていて、今日は休日だったと気づく。
黒い板張りの火の見櫓があって、それを迂回するように人の流れが校庭へ向かう。
同僚でなかよしのコニシトモヨさんがいる。笑顔だけれど、たいして楽しそうでもない。私も楽しくはない。
仕事がなしになって、ほっとしていないと言ったらうそになるけど、このばか騒ぎは何なのだとあきれている。コニシさんも同じ気持ちなのだろう。
何のお祭りだろう。皆が流れていく先に、何があるというのだろう。
たぶん、きのう新元号が発表になったことで、こんな夢を見た。
※まったくどうでもいい情報ですが、コニシトモヨさんは男性です。
※これもどうでもいい情報ですが、川越ではないかと思います。なぜ川越かはわかりません。