悲しみは飲み干さずに
文字数 960文字
3連休中に起きた飛び降りに対して綺麗事を語る人も居るが、それで追い込まれた人が「じゃあ生きよっか」ってなるとでも思っているのか問題。
まだ若い人が言っているなら、経験値不足かも知れないが、ある程度社会で揉まれてから綺麗事しか言えない人は、人生さぞかしイージーモードだったのだろうと。
そう言えば、メディア化するからってとあるルポ本がポップ付きで並んでいたので少しだけ読んだら、
薬を大量に
処方してまで
生かすのは酷
じゃないか?
と思ってしまった。
終末医療で沢山の管に繋いで無理矢理呼吸等を続けさせるのもそうだけど、何故楽にする方を選ぶことは罪なのか。
動物相手なら、許されるのに。
国によっては、許されるのに。
楽になりたい人を治療費を全て税金で賄ってまで生かして、それで医療費を圧迫するのも含めて、この国では何かの歯車がかみ合っていない。
どう歯車がかみ合っていないかは現状では言葉による説明は出来ない。
ただ、苦しんでいる人を更に鞭打つ状態はどうにかしているとは思うよ。
増税眼鏡にはいずれ天罰が下る。
それまでは、どうにもならない現実に向き合うしかないし、年末に向けて絶望して自ら命を絶つ人も増えるだろう。
苦しみの中生きる人の全てに心の支えがある訳ではないし、
〇ねないで
〇ねないで
それでも生きる為には、何か生きる方面に繋がる杭が必要となる。
それが何かは人次第。
その杭が、ひょんなことで抜けてしまうのも時の運。