第166話 ボス猫の一喝
文字数 998文字
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メデアとイソルダは
けれども、勝負は始めから決まっていたようなモンだ。
どうあがいても、
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劣勢を
言うと同時に金属板を蹴り、紅との間合いを詰める。
刹那にも勝る勢いで肉薄し、紅の横面を殴り飛ばす。
唐突な攻撃に対処しきれず、紅はダメージを受けてよろめいた。
それでも倒れないよう耐え、抗戦の姿勢を見せる。
身をひるがえし、紅たちに背を向けて歩き出す。
再戦を
俺はやむなく足を止め、振り返った。
紅は意表を突かれたように目を見開き、驚きをあらわにした。
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