第18話 重大な掟……?
文字数 1,711文字
俺の発言に従って、猫たちは新入りの妹さがしを手伝う組と、手伝いたくない組に分かれた。
そいつらの正面に立って、俺は左右に
結果はマウティス筆頭の手伝いたくない組の圧勝だった。
新入りを除いて、マウティスを嫌っているミミだけが、手伝いを主張するインテリの傘下に加わっている。
俺の激怒モードが鎮静化したとみるや、勝利を誇示するように高笑いを響かせるマウティス。
ミミはインテリのそばへすり寄り、その耳元にフゥーと息をかけた。
それを受けたインテリはたちまち
俺は姿勢を正し、居並ぶ者達に向かって堂々と宣言した。
威勢に打たれたかのように、猫たちは息を呑む。
その中でキンメが金色の瞳をハッと見開き、開口一番、驚愕を声にのせて響かせた。
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