アイスを挟んだ帽子P

文字数 541文字

ほう、小さいながら、ちゃんとメロン果汁が入っておる。
サクは、小さなメロンパンの小袋を取り出し、様々な方向から眺めた。

これは、そのまま食べても美味しい。

美味しいけれど……

サクちゃん、一体何に悩んでいるの?

ん?

より美味しい食べ方について悩んでた。

夏場にパンはパサパサで売れなくなるらしいけど、そこはアイスさんの力を借りまして。

サクは冷蔵庫からパンケーキを取り出し、冷凍庫からはバニラアイスを取り出した。

7のクリーム入りパンケーキどーん!

その上にバニラアイスをそーっと。

そして、小さなメロンパンを追加!

 

はい、高知のご当地パンっぽい帽子Pの完成です!

確かに麦わら帽子っぽくもあるけれど!

メロンパンの皮って呼ばれがちな部分。

そのサクサクな皮の部分になる生地ではなく、別のフワフワする生地を使って帽子パンは錬成されたものらしいよ?

いや、成り立ちは別に気になってない。

まあ、とにかく。

アイスが溶けない内に。

あ、だよね。

いただきます。

では、私もいただきます。
不思議に美味しい。
単体で美味しいし、喧嘩をする味でもないからね。
なんなら、メロンパンでアイスを挟みたい。

じゃあ、やってみようか。

メロンパンは6個入りだから、まだ残っているし。

やった!
そうして、アイスと共にメロンパンは食べ尽されたのだった。
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登場人物紹介

サク
小柄で甘食な黒髪女子。
おかんポジ。

ユキ
メロン感のあるふくよかめ女子。
良く食べる。

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