焼きサバターと、だばあしなくなったアレ

文字数 519文字

お魚の焼ける良い匂い……
おや、気付いてしまったね、焼きサバの匂いに。
サバを焼いているってことは、今日は和食?
と、見せかけてのペヤンGです。
何で!?
焼きサバと焼きそば。
その違いは、三番目の文字の母音がAかOかでしかないからね。
いや、文字としては似ているけども。
まあ、お湯が沸いたから注ぐよね。
サクはペヤンG容器にお湯を注ぎ、タイマーをセットする。
さて、待ち時間の間に焼きサバを解しまして。
そのままで食べたい……
食べる時に刺さらないように小骨を取り除きまして。
サクが小骨を取り除いている内にタイマーが鳴り、ユキが代わりに湯切りをしてソースをかけた。
そこに、解したサバとバターをひとかけ。
さあ、サバとバターを焼きそばに混ぜるんだ。
うん。
バターが溶けると、何だか恐ろしいものが出来上がっている気がしてきた。
まあ、カロリー的には恐ろしくなっているね。
さて、付属のふりかけさんをパッパして……
出来上がったからには温かい内に頂きます。
まさかの美味しさ。
カップ焼きそば自体が味濃いのに、不思議と気にならなくなっているのはなんでだ……
それはね、サバとバター。
サバターの力による魔法だよ……
そうして、ペヤンGは細々としたかやくまで綺麗に平らげられたのだった。
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登場人物紹介

サク
小柄で甘食な黒髪女子。
おかんポジ。

ユキ
メロン感のあるふくよかめ女子。
良く食べる。

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