夏場の調理は手を抜けるだけ抜け

文字数 529文字

この暑さ、何時まで続くのやら。
ね。
来月の今日は、秋分の日なのに。
日が短くなるだけで、暑さも短くなるよね。
日差しでチリチリする時間も減るし。
日向と日陰、気温は変わらないって言うけど表面温度は確実に違うよね。
日差しが強いと、そこに置いてあるものが熱い。
ものによっては火傷しそうだよね、怖いもんだ。
そんな訳で、カンカン照りで痛んだ皮膚を癒す為、夕食はトマトとキュウリたっぷりの冷やし中華です。
たっぷり過ぎてトマトとキュウリが麺を隠している!
リコピンとビタミンCをたっぷりさっぱり摂取する為だね。
掘ればハムもあるから、冷えている内に食べるんだ。
だね、冷えている内にちゅるっと……あれ、麺が中華じゃない。
元々、冷やし中華は本場の中華とは別物らしいけどね。
中華とか別にして、なんかこう食べた気にならない。
蒟蒻製の麺だから仕方ないね。
ああ、蒟蒻か。
なら、さっぱりだ。
夏場はさっぱり食べたいからね。
(夏場に麺を茹でるのってかなり暑いから、やりたくなかったのが本音だけど)
確かに。
こうさっぱりだと、トマトとキュウリがたっぷりなのもわかる。
麺がさっぱりな分、もしゃもしゃ食べると食べた気になる。
そう、なら良かった。
その後、物足りなかったユキがお菓子を探し始めるのはまた別の話――
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登場人物紹介

サク
小柄で甘食な黒髪女子。
おかんポジ。

ユキ
メロン感のあるふくよかめ女子。
良く食べる。

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