寒い日には、ココアが美味しい
文字数 802文字
ユキは二人分のマグを棚から取り出し、サクはマグを受け取って出来上がったココアを注ぐ。
言いながらサクは平皿を取り出し、焼きあがったクッキーを並べていった。
サクはテーブルに平皿を置き、二人は平皿を挟む位置に着席する。
ユキは焼き立てのクッキーを手に取ると口に運び、幸せそうに目を細めた。
サクは、ココア粉末を空のマグに入れ、ポットからお湯を注いで良く混ぜた。
そうして、二人の時間は過ぎていき、冷えたユキの体は温まったのだった。