英国マフィンに丁度良いサイズのアレを挟んで

文字数 488文字

おはよう、サクちゃん。

おはよう、ユキちゃん。

朝ごはん出来ているよ。

やった!

……って、これは一体?

低糖質なマフィンに丁度良いサイズの練り物があったから、つい。

練り物は塩分が付いているし、惣菜だから揚げてもあってパサパサ感も無いよ?

まさかの魚肉!
因みに、烏賊も入っています。
もう、マフィンに挟む具のイメージから遠い……

いや、英国もお魚食べるでしょ?

周りが海だし。

有名なアニメ映画に、星を眺めているパイが出てくるけど、あれも英国の料理だし。

(あれ、孫に嫌われて……まあ、いっか)

それもそうだね。

では、いただきます。

そうそう、せっかくだから、お茶はイングリッシュブレックファストを淹れてみた。

ミルクと砂糖は入れる?

んー……そのままで良いかな。

このマフィンには、ミルクも甘いのも合わない。

分かった。

はい、淹れたてのお高め紅茶です。

お高めなんだ。

うん。

黄色い紅茶は定番だけど、その倍の値段はするからね……もっと高い紅茶は沢山あるけど、お高めの紅茶なんだよ。

なるほど。
と言う訳で、ちゃんと味わって飲んでね?

え、あ、うん。

分かった。

そうして、英国風味かも知れない朝食は、ふわっと平らげられた。
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登場人物紹介

サク
小柄で甘食な黒髪女子。
おかんポジ。

ユキ
メロン感のあるふくよかめ女子。
良く食べる。

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