第90話 AUのどさくさに巻き込まれて

文字数 371文字

 3日、Tさんが電話くれたらしいが、私は留守電であったと言う。
11時半に再び電話した時はもうかからなかった。AUの携帯が機能したのは
5日午後5時になってからである。息子はドコモだから巻き込まれなかった。
娘はAUで携帯は使えないからとLINEで電話をくれたらしいが、
私がキャッチしなかったらしい。3日の間、電話のない不自由さというより淋しさ?
色々なところから安否確認の連絡が弟や息子のところにしてくれたようで、
ありがたく感謝している。「生きているよ。ありがとう」
5日夜、次々と電話していたら夜の10時になった。

 やれやれと家族が帰った気がして安心している。
 今、私にとって携帯電話は同志のような同胞である。
 文明、文化の享受に慣れてしまって当たり前になっている昨今。
昭和を思い出して便利さを実感する。
文明の利器を讃えよう。感謝しよう。  6日夜
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