第51話 帰ってきた新庄剛志

文字数 438文字

古今私は、ミーハーではないと自己採点している。
眠りに入る前にTVの音量を下げ、オフタイムを設定して布団に潜る。 
 
 数日前、いつもの通り布団の中で、夢の世界に片足を掛けて
いたであろう時「新庄剛志」という言葉が微かに聞こえた。
ええー、新庄が何。夢の中の片足は上がって、目が冴えてしまった。
 
 ファンと好きと、どう違うのだろか。私は昔から新庄が好きなんだ。
どこが好きって、何もかも。会ったことも見たこともないのに。
 あのオーバーなパホーマンスも笑って受け止め、放言も、笑顔も
声も全て好きなんだ。

 未知との遭遇にあったように、ハラハラ、ドキドキしながら
「炎の体育会TV」を見た。モトクロスバイクでの自動車10台越え
のシーンは瞬きもせずに見た。越えると彼を信じていたから見続け
られたのだ。
 型破りな彼の行動は、ロマンと夢がある。
 計算され尽くしているとも聞く。

 来年の世界の野球界は大谷翔平と新庄剛志が盛り上げてくれるだろ。
 世界中を虜にした大谷翔平。今年は新庄剛志が球界を虜にする。

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