第52話 国のあゆみ

文字数 626文字

学者たちが、畿内と九州説に分かれ、国の始まりを論じて70年。
岩利大閑、坂東一男、上枝大輔、笹田孝至、各先生方による「阿波説」
に深く共鳴して学んだ。

 阿波は太古、皇孫の郷たる高天原・豊葦原乃瑞穂の国である。
から始まる。歴史によるまでもなく、まだ牛耳に新しい天皇即位の儀・
践祚大嘗会の執行に当たり、皇祖に祀る「あらたえ」は徳島市の三木家
で作り、機織りをして献上している。三木山の中服で厳重に昔からの処方
を守って育て献上した。名誉なことであるが気が休まらない」三木家
28代の当主はにこやかに語っていた。(訪問して直接聞いた話) 
他に阿波の山幸、阿波の海幸を献上するなど皇祖の地、阿波を暗示している。
また阿波が邪馬壹国であったことも裏付けている。倭大國魂神社が、美馬郡
に延喜式内社として今も鎮座している。この延喜式内社は郡を抜いて徳島に
多い。神山町矢野に天岩戸別八倉比売神社。第5代御間津比古香殖色稲天皇が
徳島「佐那河内三松」というところに鎮座している。
 去る日、詣でたがお祭り前か秋草がなびいていた。が、祭礼には綺麗になった
はずだ。神殿が新しくなっていた。宮内庁から援助があったとか、なかったとか。
 
 神の国の話は難しくてほとんど理解できないが、国のあゆみの好きな友のいて
一緒に巡った。が、今友は闘病中である。
 
「阿波」が皇祚高宗のふるさと「邪馬壹」発祥の地であるように思えてならない。
反論を聞きたい気がする。ペンネームの哀しさ。言いっぱなしでごめんなさい。




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