第128話 テレビ

文字数 495文字

 有り余る時間を何で埋めたら良いか。
元気の気が満ちているときは、この時間勿体なと思うが、
気が曇天の日は、考えることも韻に走り、また思考能力も低下して
ただ、生きているだけである。
 そんな時はテレビをノンにする。
「ウーン、美味しい」チャンネルを変えても「あゝおいしい」
どうしてこんなに食べ物が映るのだろうか。私はチャンネルを回す。変える。
 どうしても見たい番組は、落ち着いて見ている。どうする家康。笑点。
池上彰のそうだったのか、サザエさん、ニュースなど数少ない。

 しかし今日は、孤独のグルメの松重豊の食べっぷりと、心の声と
人物像に、癒されて楽しみに見た。松重の食べる場面は最高によい。

 また、ドルマプレミアム。平尾誠二と山中仲弥の一年に亘る
揺るぎない友情を見た。人間長生きするだけが良いのではない
生きた濃淡にあるのではないか。不治の病、癌と闘いながら
生と死の間を強く生きたミスターラグビーの生き様、死に様に
感動の連続だった。また、男の友情に胸を熱くした。
 ふくよかだった本木雅弘がラストではげっそりしている。
メイクだけでなくダイエットしたのだろう。
 名優も大変なことだと思う。    11/12



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