第40話 尊厳死に思う(4)

文字数 426文字

 (そしてコージは死んだ)NO182号。
を身震いしながら読み、すぐ感想を書き送った。

 倉本聰の緊急提言は会員の大きな反響を呼んだようである。
NO183号が届いた。その冊子に私の愚見が掲載されていた。
しかし、原文と些か異なっている。 批判的なところは削除され
ている。言わんとすることが、穏やかにひん曲がり爽やかな文章
になっている。添削されては、私の言わんとすることは伝わらない。

 背後に倉本聰がついていて協会の会員でありながれら、この結末だ。
コージさんは苦しみ抜いて死んだ。会員のこの死に様に恐怖感じる。
会報からは、安全、安心喜ぶことばかりか送られてきたように思う。
有名人が名を連ねている日本にたった一つの協会。どこか忖度に似て
いる。もう何も信じられなくなった。上記が割愛とは違う抹殺。
投稿のお礼に、図書券が届いたが、○○に蓋をされた感否めない。

 少なくても改善の意思は感じられない。命の尊厳に関わることだ。
 自信を持って知人に薦められる協会を切に望む。



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