第234話

文字数 408文字

体調が底抜けに悪い。
お祓いをしてみた。
1年前にアクシデントで車ではねた猫!?
きっつくて、仕方がない。

1年後、僕はどこで何をしているんだろう。
いろいろ考える。
2年前、腹を立てて会社をやめた人間の給料は今2倍ときいた。
僕も人をおしのけて、会社に残ってきた分、きっと人の念をうけている。
今の僕の給料だったら、僕のやってきた仕事をする人間は、いないと思う。

考えると、あと25年は仕事をせねばならず、なにがなんでも、
信用できる人と仕事をしていきたい。

両親を亡くすだろう、一人になるだろう。
でも、僕は、痴呆の入ったがんばんなさいの母の目を施設で見続けている。
母は、じ~~~~~~~~~~っと僕の目をみる。
小さいころ僕がみていた母の目と同じだ。

あと25年。
庭で熟れた柿の実を近所の人に持って帰ってくださいと
はりきる父の姿に追いつくの何年後かな。

芋をもらったよ~
台所には大きな袋に二つ分、父のコミュニケーションの賜物が鎮座している。
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