第107話

文字数 600文字

私には、大好きな人がいます。
20歳年下。
そう、見た目ではなく、一生懸命な姿に惹かれます。
上司もうすうす感づいているようですが、もう、ばれても仕方がない、と思っています。
そう、仲がよいんです。否定できません。
上司の目の前で、レモンサワー生絞り、絞れなくて私にスライドする彼女、
電話で、上司になんていえばわからなくて、
私から上司に説明してほしかったらしく、「はいっ」て私に電話を渡す彼女。。。
いや、私が君の電話からわざわざかけたらおかしいでしょ!!!!って。思いました。

その時点でどうやら、世の中では仲が良いと
みなされるようです。

いつもそうです。どれだけ美人であろうが、金持ちであろうが、かわいかろうが、
そのポイント、私の好きになる条件では、ありません。
仕事に必死な君に私は惚れてしまいました。

ただご飯を2杯たべる女の人に会ったのははじめてです。
正直びっくりします。

今までの人たち、フォークにナイフ、指輪つけてネックレスつけて、ブランド品着て、能や狂言、オペラやフラメンコを観に行き、真っ白のスーツにスワロフスキーの
クリップ(4500円)をつけてって感じだったから。。。異色な感じが今回は新鮮です。

私なら百均でクリップを買います!

そう、服は着られれば良い!車は乗れればよい!靴は履ければよい!
君と僕の感覚はイコールですから。
食の趣味もね。

でも、見た目もどうやらかわいいらしいです。私もそう思いますけどね。
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