第191話

文字数 1,658文字

僕は、彼女の在職中、彼女を必要ないとは、一言も言っていない。
噂話の種にされ、僕も馬鹿だから足を突っ込む。
なんでこんなことになったのか、さっぱりわからない。
かき回すおばさんたち、迷惑きわまりない。

君について詳しい僕。世間一般的にストーカーに走るなら、君でなく僕でしょう。
君よりはるかに不細工ですから。
僕が勤める会社の近く、君と明らかに目があったのに、君は顔を背けましたよね?
たまたま会社をでた僕の車が君の後ろになって、君は右折しましたよね?
僕は違う道を進んだ。

君が働く職場がわかりました。ネットで会社名たたいたら、君の顔がでかでかと表示されました。
やっぱりな、それだけです。
 君の退社時間から大幅にずれてるであろう時間、僕が南から市内で一番交通量の多い道路を車で北上しているとき、目の前の横断歩道を、君がその建物からでてきて渡り始めたからです。以前もっていたスナフキンのバッグをもって。僕の友人が、君のはたらく会社に、以前から客として行っています。因みに旦那は刑事です。散々伝えてていたよね?僕の友人、金持ちが多いって。裁判所勤務もいれば、銀行員もいれば、自営業もいる。

僕がその5車線の道を通ったのは過去半年でそれが1回。学生時代の友人と
地元産のステーキを食べにいくため、それだけです。
警察にでも調べてもらえばよい。周りも、半径1キロ以内のすべての道も建物も。
どの監視カメラにもこの半年映っていない。なぜなら、君の働くビルには
1度も足を踏み入れていないし、近くの店にすら、行ってないからです。
そもそも、そんな大通り、車でストーキングする馬鹿は、いません。事故る。
君のあとをつけたりは、していません。僕につけられたら、嫌でしょう?
僕が必要なのは、君をストーキングすることでは、ありません!!!!

でも、、、事実として、君と車ですれ違う回数が、やたらに多い。
僕の退社時間、バラバラなのにも関わらず。
君のことを考えた瞬間、君からラインで返事がきていたのも本当。
道路でも、会社でも。。そう。
携帯になにか小細工がしてあるのかと思うほど。僕は、僕の携帯の裏を表をチェックして、周りを見渡してしまいました。でも、細い道に僕を監視するカメラつけるほど、君も暇じゃないよね(笑)

本当の意味でソウルメイト、運命なのかもしれません。
君はすっっっっごく、嫌がるでしょうが。
僕は実際のところ、君の見た目がどうであろうが、年齢がどうであろうが
「やっちまった!」、ジュースのんで「ぷは~っ」という素のきみのことを大好きです。
今でも言うと思うよ、こっちにおいでよって。顔を背けるなよな!
あとをつけるとか姑息なことはしない。見つけたら声をかける。Uターンをして声をかける「元気?」。それが僕です。
君と会社経営するのに、どうすりゃいいのか、今、頭を抱えています。
会社のおばさん、おじさんたちが、僕を会社の枠からださせまいと、、、ならば、
くだらない噂を立てるなよという話で・・・。
ほっておいてほしい、もう。僕が辞めようがどうしようが。

僕がストーカーしてる話になってるかもしれないけど、、、僕、そこまでもてない??訳ない。
Eちゃん、Sちゃん、Cちゃんに失礼だろ!

話は戻りますが、その前に起業へさそった経理の女の人を、僕の中からセットポジション外した事実を、
君に伝えておきます。
彼女、頭良いぜ。。。すっごく悲しそうでした。
でも、僕は君を選びます。嫌と言おうが、しるかっ!ここは強制。営業苦手な君を
営業の土俵から下ろし、君の得意分野、技術へと導きます。
数年後、僕と人生歩くぞ!一緒に。
経験を十分積んでおいて!絶対そのときは引っ張るからな!
めげるなよ!

僕は君にストーカーされるなら刺されなければ万々歳。君が元気かいつも気になっているから。
でも、僕は君のあとをつけたりはしません。君の人生、君の1分1秒でしょ?怖い、気持ち悪いって気持ちに苛まれるだろう君、邪魔したくないもん。
僕とは性格が違うからね。君からストーキングされて喜ぶのは
僕くらいでしょ!うね!
それだけです。
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