第98話

文字数 902文字

会社でぶちきれた。
他人の悪口を都度、社内報告メールに書く社員。
それをしってて、見て見ぬふり。ことなかれ主義、放っておけの社員。
自分だけ良ければよい。自分だけひいきされればよい。自分だけ悪口を言われなければよい。
私は、こういう人間が、大嫌いだ。悪口を書く人間のほうがまだましだ。
逃げ隠れ、隠し事をせず、堂々としている。上司に悪口を届けようとしているのだ。
その人が人の悪口をいっているということは、にこにこしている人たちに対して、君らも言われていると気づけよって思っている。
何度も言うが、力のない人間ほど、仕事を手伝ってくれる人は少なく、力を貸してくれる人の幅がせまい。
飲みにケーション!?江戸時代のお話?しかもこんだけコロナ流行ってて???理解できない。
接待、飲み会の意味のなさは、東京で、20年前に、
いやというほど、先輩たち教えていただいた。
「客とも、お互い、会社として、どれだけ利益をとれるかに、力と頭を使いなさい。」
半導体業界でも文具業界でも同じことを言われつづけた。
今働いている会社の社長は言っていた、偉くなるほど、仕事ができるほど、
頭を低く低くしなさい・・・。だから今の自分があるのだろうと、私は思う。それを教えてもらっていなかったら「指示」するだけの人間になり、お願いをする、自分はいなかった。
おかげで今、困っていると、黙っていても力を貸してくれる人々いる。心からありがとうと
思える自分もいる。
相手は、生身の人間。牛や馬や犬ではない。豊かな感情をもつ、人間だ。
社長の言葉は全うだ。

男、女の枠組みを会社でしない私。性別不詳の強さだろう。
どれだけいけめんでも、かわいくても一緒。
「あのいのけめんからのお菓子を断る???」
ときかれる。「会社では、全員たまごにしかみえないので」と返事する私。
笑われた。かっこいいですね=、かわいいですね~と、私も口にするが
そこまでで、SO WHAT?が次の文章、私の心だ

人間としてしかみられないから、おかしいをおかしいと思えるし、気づくし、流されない。
職場という小さな世界で、女に流される男、男に流される女。
自制心のなさに脱帽する。頭をかしげるのは、ぼくだけでしょうか



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