第222話

文字数 669文字

K君、僕は今日も元気です。
疲れて、たまに朝まで床で寝ていたりもしますが、、、。
最近目が見えなくなってきたので、君が帰ってくるまでには
この丸メガネとはお別れするかもしれないけどね。

君が会社からいなくなって10カ月。
「下着を買った話をお友達にしたんですよ~」
「お風呂からあがってなんかだるいなと思ったら、熱があったんですよ~」
パソコンに向かい、今は一人にしてくださいのオーラを放つ僕の横で、君のセクシーショットを
想像させる話をしていてなかなか帰らなかった君がいたね。

「ついていくと決めたら、最後までその人についていきます」
そう言ったのは、君。当時、君のことが全く眼中になかった僕は、
思った「あっそ!」

僕が君にいったこともあったね
「(私生活の)面倒みてくれないかな!?」
君はいつもの無言。
君の無言は大体が「ま~それもありかな!?」
ダメな時君はいう、「だめですっ」

僕の扱いを知っているのは、君だけです。
静かに怒る君の頭には50本の角がみえています。世界一怖いです。

でも、反面、僕は、君のことが世界一、大切です。
何があっても、ゆるぎません。

昨日会社の人に奥手といわれ、、た、、僕。やばい、君を好きなことがばれてると
思いました。ま~ばれるよね、君のいない食事会にはいかないとか、君が世界一かわいいとか
おおっぴらに言いふらしているのは!!!僕ですから。
だって嘘じゃないもん(笑)

絶対裏切らないのは、世界で君だけだと、僕は勝手に思っています。
僕は元気でいます。元気で来年の正月明け、君に会わないといけないから、
僕は元気でいられます。 
いつも、ありがとう。








































































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