第5話

文字数 244文字

 高校に入学。相変らず、男の子を男性としてみることはなかった。
というか、そういう性に興味がなかった。誰が誰とつきあってるだとか、キスしたとか思春期の高校生は騒ぎ立てていたが、私の思春期にそんなものはなかった。それも今考えればおかしい。
 私は、男子とは、よく話をした
「あの子かわいいよね」。それだけだ。サッカー部の男子は、私にアドバイスしてくれた。
「今だ、話にいけって!ほらっ。早く。いけよ!」
話すのが楽しい、男子?高校生。純粋だった。
触りたいとかそういう成熟した気持ちが全くないのだから。
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